2007年11月12日月曜日

4時間耐久in木城町


ぐぐっと寒くなりましたね。
寒くなってくると思い出すのが、学生の頃の
この時期の名物!「持久走」大会です。

とにかく、体育の時間、走りました(走らされました)。
今でこそ、その距離の中に「楽しさや挑戦」を見つけることが
できるようになりましたが、当時はイヤな思い出しか残っていません。

走ることによって持久力を高めるという選択の他に
自転車でその力を培うのもひとつの手法かと思います。
私のように、走ることが苦手でも、
自転車でなら気持ちも暗くなりませんもの。
(指導する先生方のご苦労を思うと安易に言えませんけれども・・・)

さて、自転車の大会も各地で盛んに開催されております。
私も先週、宮崎県木城町の4時間耐久レースへ行って参りました。
画像は宮崎空港までお出迎えをしてくださたTEAM Pro Rideの
江口英博選手です。
お忙しい中、奥様と共に私を迎えてくださいました。

ミーハーで恐縮ですが、
宮崎空港に設置されている東国原知事(人形)とパチリ☆
知事はたくさんの方と出会い、お仕事をされておりますので
きっと覚えてはいないかと思いますが・・・
実は、山口選手も知事と3年間ほどお正月のイベントで
ご一緒させていただいたことがあります。
控え室も一緒でした。
今となっては良い思い出です。

東国原知事、お身体にお気をつけて今後も宮崎&九州のために
宜しくお願いいたします。

話がそれてしまって、すみません。

木城町のこの4時間耐久レースは、九州地区では
最も大規模なレースだと伺っています。
スケジュールの都合でどうしても山口選手がお伺いすることができなく
私が代打で参上したわけですが、走りやすいコース、
地元からのご協賛数の多さ、木城町若者会をはじめ運営スタッフの皆さんの
温かいおもてなし・・・
どれをとっても本当に素晴らしい耐久レースだと、私は思っています。

私のことも「お客様」ではなく「仲間」として迎えてくださって
本当に大感激で、嬉しかったです!
来年は、日付はずれてしまうかもしれませんが、なんとか、なんとか
山口選手が木城町へお伺いできるよう、調整を頑張ります☆

最後に、長くなりますが、スペシャルThank You!を・・・
この大会へ参加をされました選手の皆様、
木城若者会、
木城婦人会、
打ち上げ会場への送迎をありがとう!ちわわちゃん、
裏24時間耐久?お付き合いありがとう!まっちゃん、
おいしいお土産をありがとう!さきちゃん、
私、あなたのファンです!来年までに鍛えるわね☆みかちゃん、
木城若者会を先導してくださった金永会長、
お優しいお心遣いをありがとうございます!分林さん、
裏方を力強く支えてくださった自転車倶楽部の皆さん、
今大会への惜しみないバックアップを毎年ありがとう!みっちー、
千羽鶴と楽しい宴をありがとうございました!藤田さんとTEAMの皆さん、
ここに書ききれない御礼を、皆さんに送ります。
また来年、再会を楽しみにしています♪
心を込めて!

2007年11月2日金曜日

集合写真


今日はもうひとつお知らせがあります。
現在発売中の「月刊モーターマガジン12月号」、
山口孝徳「6(シックス)ホイールライフ」(好評連載中!)にて
山口選手の復帰戦となった石川県瀬女高原大会の
TEAM Pro RideのTEAM員、ファンの皆さん、スタッフの集合写真が
掲載されています。

石川に集うことができなかった方や、自宅や職場などで
山口選手の復帰を願い、念じてくださった皆さんの想いも、
そこにお姿はなくとも、しかと、しっかりと私も山口選手も
感じとっていました。
本当にご声援をどうもありがとうございました。

これからますます寒くなってまいりますので
どうぞ、皆様、ご自愛くださいませ!

また、11月4日(日)、
山口孝徳選手の三重県四日市市での自転車安全教室も
どうぞお楽しみになさってくださいね☆
私は同日、宮崎県木城町の4時間耐久レースにお伺いしています。
自転車で繋がっているご縁に心から感謝しております!

今日の画像は・・・かっこいいですよね!
撮影は遠藤弘樹カメラマン!
TEAM SUBARU/ENDLESS/ProRideの荒瀬監督と山口選手です。
う〜ん、これ、年賀状に使いたい!!
遠藤カメラマン、いつも本当にどうもありがとうございます☆
心込めて!

月刊ディズニーファン☆


あの〜。
私事で恐縮ですが、現在発売中の「月刊ディズニーファン12月号」の
ディズニーファンプラザ というお便りコーナーに
9月に私がチャレンジをした「ディズニーハーフマラソン」大会の模様が
掲載されました(小さくですけれど。笑)。

TEAMジャージがディズニーの世界にもお披露目ができたことが
何より嬉しく思っています(私は大のディズニー好き♪)。

お時間がございましたら是非ご覧くださいませ。

実はこの件、私はすっかり忘れていたのですが、
埼玉に住む姉から大興奮で連絡が入り、知ったのです。
お姉ちゃん、ナイスな情報をありがとう!!

しかし・・・。
山口選手をはじめ、TEAM ProRideのチーム員/スタッフには
「写真撮影の際には、きちんとファスナーアップでよろしく!」と
言っているのに・・・自分自身のことになったらファスナー全開!
しかも走り始めて間もなかったので、
そんなに汗もかいていなかった・・・のに・・・あちゃ〜ぁ。
TEAM員の皆さん、ごめんなさい。
私もこれから気をつけます。
反省。

2007年10月19日金曜日

車から自転車へ


14日(日)に無事に復帰戦を終え、今、とても多くの方々から
山口選手の復帰を祝うメールやお電話やお手紙をいただき、
こんなにも山口選手のこの復帰を心待ちに、そして
一緒にお祝いをしてくださる方々の存在に
嬉しい悲鳴をあげています。(ご返信が迅速にできず、ごめんなさい)

何でもそうですが、人間、1回や2回の頑張りは、踏ん張りもきくし
自分自身もハッピーでいられると想像します。
山口選手をはじめ自転車選手の方々の
「ご立派だな〜」と思うところは、その頑張りを継続して・・・
続ける、という点です。

4月のシーズンインから10月の最終戦まで、
レースに結果を求めて走り、やっとオフだと思うと、
「オフがシーズンを制する!」、で、また走り続ける。黙々と。

強い信念を持ち、己が志したその道を突き進む勇気も
努力も元気も私にはありません(言い切ります)。

ただ、
今年、ホノセンを走ってみて自転車ってすごいんだ!
ということは気づくことができました。
私の場合、今年の挑戦「その1」である
ディズニーハーフマラソンの約21キロの道のりは
走る(私の場合は、歩く)のがやっとだったのに
今年の挑戦「その2」のホノセンでは120キロを走破!
自転車でならもっと、もっと遠くへ行ける。

素晴らしい。自転車って。

今、ガソリンがとても高くて、涙が出ますが
こんな時こそ自転車です。
車から自転車へ乗り換えるチャンス☆と思っています。

2007年10月16日火曜日

それぞれの旅立ち


皆さんもうご存知かと思いますが、トレックの野口忍選手と
ブリジストン・アンカーの鈴木雷太選手が、
先日の最終戦で引退をなさいました。

野口さんも雷太さんも10年来の仲間であり、山口選手と一緒に
このMTB業界を先導してきた選手です。
所属するTEAMは違っても、私はMTBという名のTEAMであったと
思っています。
特に野口選手は、私、個人的にも大ファンでしたので、
彼の新しい出発を心から喜ぶには、ちょっと時間が必要かもしれません。

彼が決めたこととはいえ、もう少し走る姿を観たかったし、
彼の奥様は私の数少ない奥様友達のひとりで、
いつも愚痴を聞いてもらい、元気をもらい、私達もTEAMだった。

数年前、山口選手が台湾で負傷した時も野口選手は
明日レースだというのに病院に付き添ってくれ、
今年の負傷時にも、レース期間中で一分一秒惜しい時だというのに、
しかも、ご自宅が反対方向だというのに、
わざわざご夫妻で山口選手のお見舞いに来てくれました。

あ〜あ〜・・・
来季は、レース会場に行く楽しみが減ってしまった。

レースの場だけでなく、野口選手と山口選手の会話・・・
いつもそこには大爆笑の渦がありました。
先日のレースでも山口選手が少しだけ早くゴールをしたのですが
野口選手がゴールをしてからの二人の会話には
淋しさなんてみじんもなくて、笑い声に包まれました。
いいな、こういうの。

15年間、走り続けてくださって本当にお疲れ様でした。
そして、たくさんの夢と希望をありがとうございました。
野口さんや雷太さんの新しい旅立ちを
私も陰ながらこれからも応援していきたいと思っています。

だって。

私達はTEAMだもの!

画像は山口選手の専属カメラマンをお願いしている、そして
自身も今年からスポーツクラス(石川大会では73位と大健闘!)で
走っている遠藤弘樹氏と一緒に「サイン☆をもらいに」
トレックテントに伺った時の一枚です。
野口さんからプレゼントをしていただいたボトルは一生大事にします!

野口忍選手、鈴木雷太選手、お疲れ様でした。
ありがとうございます!をいっぱい いっぱい込めて。

2007年10月15日月曜日

本当に、本当に。


山口孝徳選手の復帰戦が無事に終わりました。
11位でゴールです!
欠場をしていたため、ポイントがゼロ=最後尾でのスタートとなり、
どこまで追い上げることができるのか、
そしてまた転倒したらどうしよう・・・
試走中もレース中も、
1周1周、無事を確認しながらのサポートとなりました。

(画像をご覧下さい。これ、スタート前の瞬間なんですが、
最後尾スタートの山口選手の後ろには、誰も、だれも いない のです。
毎回レースサポートでENDLESSのパラソルを持ってくれる なほちゃん。
今回も本当にどうもありがとう!)


この気持ちは私だけでなく、スタッフもそして、わざわざ山口選手に
声援を送るためにご来場をいただいたファンの方々、
自宅から思い続けてくれた方々、
親愛なるTEAMのみんな・・・
全員がほぼ同じ気持ちで、レースを観戦していたに違いありません。

本当に、疲れました。

そして、嬉しかった。スタートもゴールも。

7周回(42キロ)で行なわれたレースは、スタート直後に登りがあり、
その後シングルトラックに入るため、最後尾からのスタートだし、
渋滞して、きっと抜けないはずだ・・・
私はどんな状況も受け入れる心づもりでいましたが、
正直、キツイな、これは。と思ってしまっていました。

が。

山口選手は1周目を終え、2周目に入る頃には40番、3周目30番、
4周目20番・・・5周目15番・・・
と順位を上げ続け、こちらも「もしや・・・!」と期待しました。
ところが、道中でチェーンが外れてしまうなどのトラブルが何度かあり
(最終周回であとひとりを抜いてくれ!!と念ずるものの)
1がたくさんあって縁起がいい!?11位でゴールとなりました。

1レースで60名近くを抜いたわけですから、その意味では
「最多追い抜き賞」!笑

私の数え違いでなければ、80%ルール適用により、この日、
完走したのは13名です。たった13名。

山口選手から聞いた話では、やはり3周目くらいまでは下り坂にかかる度に
開幕戦前日に転倒をしたあの瞬間がフラッシュバックして、
身体が固まってしまったそうです。
身体が不完全な中でのレースですから、再転倒は避けたい。
というより、むしろ、転倒したらもうその場で乗れなくなってしまう。

長い長い1日でありました。

戦うべき相手が自分自身なだけに、怖かったに違いありません。

私は所詮、他人ですから、山口選手本人の気持ちはわかりません。
けれど、あの場にお集りいただいた30人を超えるファンの方、TEAM員、
スタッフのみんな、会場には来られなくとも、各々の場で、
山口選手の復活を信じて、
迎えて、乗り越えて、戦い抜いた今大会は
全員が一丸となって、共に走りきったのです。
みんなで一緒に。
この11位を皆で分かち合いたいと思っています。

メールもお電話もたくさんいただきました。
全部、頭の中に入れました。記憶の中に大事に保管します。
熱いメッセージのそれぞれが、山口選手の背中を押してくださいました。
本当に、本当に、どうもありがとうございました。
(携帯の充電池が途中で切れてしまったので、ご返信もご連絡もまだ
全ての方々にできておりません。ごめんなさい)

今日から、山口孝徳選手は新たなシーズンが始まりました。
来季までのこの半年を、乗り込んで完全復活を果たす!と宣言しています。
今日は簡単なレポートになりますが、3年ぶりに脚が回っていたことを
ご報告をしてブログを終えたいと思います。

たくさんのご声援をありがとうございました。
心の底から御礼申し上げます。
ありがとうございました!!

2007年10月11日木曜日

いざ☆石川大会へ


トレーニング期間が2ヶ月と不本意かもしれませんが
山口孝徳選手はようやく07年のシーズンイン!!となります。

明日の早朝、自宅のある長野から最終戦の会場である
石川県瀬女高原へ出発します。

久しぶりのレースなので、用意するものに不備がないか、
あれは持ったか、これは持ったか、
あっ、それはいらないんだっけ・・・
などと、慌ただしい荷造りに追われましたが
レースに復帰できるかどうか、
自分の足でまたペダルを回せる日がくるのだろうか・・・
時が経ってしまえば、それらの悩んだ日々も
今では過去のものになりました。

大勢の方々にご心配と励ましのメッセージをいただき、
1年に1度だけイベント会場でお会いするだけのファンの方からも
千羽鶴を贈っていただいたり、
マネージャーもしっかり食べないと!と
支援物資(私の大好きな洋菓子など)を送り続けてくれた友人たち。

特にTEAM員のみなさんとスタッフには
御礼の言葉も見つからないし、ありがとうございます・・・だけでは
本当に、私の気持ちは表せません。

心の底から感謝を申し上げます。

レースに臨む選手に2番や3番を目指す人はいないでしょう。
誰だって優勝を目指して、最高の走りを信じて、スタートラインに
並ぶはずです。
(言い切ってしまって、すみません。
けれど、世界での走りを視野に入れてトレーニング続けている
山口選手には、山口選手が目指すものは自分自身が納得ができる結果
=走り が「優勝」となるのです)

ガンになっても負けない。
大けがしても負けない。
それは全部、自分自身への挑戦、だから。
自分で自分にNGは絶対出さない。

山口選手へのご声援をどうぞ宜しくお願いします。

追伸:おいらクンの件では、たくさんの方々にメッセージを
   いただき、本当にどうもありがとうございました。
   殆どの男性は「飼い主さんの元へ帰れてよかったんだよ」と
   私に言い聞かせるように言ってくれますが・・・

   やだ。

   やだ、やだ、やだ!!やぁ・・・だぁ・・・涙。

   女性の方々の大半は
   「つらい感情だけが残っちゃって・・・ツライよね・・・ほんとに」
   と私の気持ちを理解してくださいます。

   冷たい?!現実でなぐさめようとしくてれる男性と
   感情に沿って共感してくれる女性のみなさん。
   今の私には、どちらも受け入れたいのに、できなくて・・・あぁ〜涙。

   もう少しだけ、泣かせてください。
  
   石川大会では、私もサポート、がんばらなきゃ!!

2007年10月10日水曜日

おいらクン保護者の元へ


今日は嬉しくて、悲しくて、つらい一日の始まりになりました。

おいらクンの保護者の方が警察へ捜索願を出していて
私も警察から電話連絡を受け、先ほど、
無事に保護者の方へ おいらクン を引き渡しました。

おいらクンの本当の名前は「じゅんクン」だそうです。

泣けて、泣けて、泣けて、泣けて、泣けて、
脱水症状になりそうです・・・。

100%の心で喜ぶべきなのでしょうが、
すみません・・・私はそれが出来ないままでいます。

レースやイベントなどで不在がちな身(移動民族)に加え、
たぶん、こんなにかわいいコがいたら、
私は一切の山口孝徳選手のサポートから手を引くでしょう・・・
それが、その想像が、かなり現実味の強いイメージで見当がつくだけに
今はまだ「その時」ではないと、自分に言い聞かせています。
イッショウケンメイに。

お別れのとき、おいらクンにはハタ迷惑で
イヤだったろうけれど、私はやってしまいました。

ムギュっと・・・抱きしめ・・・ました。

向こう1年間はこのぬくもりと感覚が消えないように。

これから部屋の大掃除を開始します。
この涙を早く止めないと、今日、仕事が何もできない。

おいらクンのためのバスタオル、
おいらクンのためのスティッチのぬいぐるみ、
おいらクンのための食器、
おいらクンのためにおトイレ、
おいらクンのための首輪にリード、
おいらクンのための・・・ための。。。ための・・・号泣。

あのコガ残していってくれたこの感情と、今日は一日
戦って・・・いえ、どっぷりと浸かっていたいと思います。
あのコのために、と、寄り添った時間は、本当はあのコ以上に
私自身のためでもあったと、
私は認めます。
素直に。

許して下さい。
今日は私、仕事、できません!

2007年10月9日火曜日

おいらクンを保護しています


突然ですが、本日17時頃、長野県上田市の某所で
画像にあるマルチーズの成犬(たぶん6歳〜7歳くらい)を
保護しました。

警察と保健所には届けを出したのですが、
時間が時間であることと、警察では(かわいそうだけれども)
外につないでおくしか出来ません・・・ということでしたので
15年くらいほど前に「健ちゃん」というマルチーズを飼っていた
ことがある私は、自宅に連れて帰りました。

それからは、必死に犬と一緒に生活をすること、ルールを
思い出したり、実家の両親に相談したり、
ホームセンターでエサとトイレと食器をたんと買い占めて・・・
時間があっという間に過ぎていきました。

現在、とても良いコに眠っています。

今日はさぞかし不安で、ドキドキで、辛かったかと察しますと
私も胸が詰まります。
でも、保護者の方が見つかるまで、責任を持ってしっかりと
お世話をさせていただく決意でいます。
(本音はこのまま「うちのコ」にしたい!!)

ホームセンターに行った時に、店員さんにショックな話も聞きました。
爪切りに訪れてそのまま引き取りにこないお客さん・・・
ペットホテルにあずけて、そのままのお客さん・・・

人間はいつから命ある動物に無責任になってしまったのでしょうか。
粗末にしていい命なんてひとつもないのに・・・
もちろん、そんな飼い主さんばかりではないことも百も承知です。
でも、このコの寝顔を見ていると、そのぬくもりを感じると
そんなことを想像しては、
いたたまれなくなります。

不思議なのは。

先日訪れたホノルルで、いつか飼う予定で!と勝手に想像して
私は購入したのです。
犬の首輪とリード。
今、このコはそれを付けています。

このご縁が短い時間のものになるのか、それともこれからずっと
このご縁が続いていくのか、それは誰にもわかりません。
でも、一緒にいられるこの時間を大事にするために
そしてお互いの存在を尊ぶために、私は名前をつけました。

おいら クン

山口選手と私が尊敬と絶対の信頼をおいている
デザイナーさんからいただき、名付けました。

今週末は石川県に遠征があるので、おいらクンも連れていく予定です。

こんな小さな身体で、懸命に生きて、そして、この現実を
受け入れようと、理解しようとしている(たぶん)姿に
涙が流れて仕方がありません。

どなたか、おいらクンの保護者の方をご存知でしたら、
かわいいマルチーズの男の子をお捜しの方がいらっしゃいましたら
どうかご連絡をお願いします。

2007年10月5日金曜日

☆ホノセン☆



ホノルルセンチェリーライド(以下ホノセン)から無事に
帰国しました。
1日の最高走行距離24キロのこの私ですが
50マイル(80キロ)にエントリーをして
ぬわんと!
75マイル(120キロ)を走破☆してしまいました。

この模様は「月間バイシクル21」にて掲載を予定しておりますので
どうぞお楽しみになさってくださいませ。
(なので、詳細は書けません。ごめんなさい)

私は常々、頑張ったことは絶対に自分自身を裏切りはしない
と信じて生きてきましたが、ホノセンも
(私の場合は、ちっぽけな努力に過ぎませんが)
スポーツが大の苦手ときている私にも
ゴールという栄誉を与えてくれました。

今となってはどうして、50マイルの折り返し地点で
引き返さず、そのまま進むことを選択をしたのか
理由がハッキリとわかりません。

私のこの「前進あるのみ!」という性格に加え、
景色が美しいとか、ライダー達との触れ合いやエールの交換、
そして、ホノセンのスタッフの方々の気遣いや
エイドステーションでの補給食・・・????
いろいろと考えてはいるのですが、私の心にガッチリと重なる
言葉や出来事が、今日になってもまだ見つけることが
できていません。

なぜなら、約8時間をかけてのMTBによる(それもレンタル)
走行の全ての時間が、私には「最高の瞬間」だったから、です。
どの時間が欠けても、私の8時間は成立しません。

でも、人を動かすだけの何かがそこには必ずあったはず。
私はしばらく、そのことを考えてみたいと思っています。
(ご心配なく。ちゃ〜んとブログは更新します。笑)

ホノセンをもって、私の「07スポーツを頑張ろう月間」は
終了となりますが、私は昨年でも、来年でもなく、今年・・・
2007年に挑戦をしたハーフマラソンとロングライドのことは
生涯忘れることはないでしょう。

だって。

苦しかったけれど、
身体はしんどかったけれど、

楽しかった、から。

うん、楽しかった。
道中で出会った皆さん、
お疲れのところ取材を快く引き受けてくださった皆さん、
スタッフの皆さん、
沿道で大声援を送り続けてくれた皆さん、
本当にどうもありがとうございました。

10月14日(日)は、いよいよ山口孝徳選手の復帰戦の
石川県瀬女高原大会です。
マネージャーが目標を達成したんですから、次は山口選手!
がむばってください☆

2007年9月25日火曜日

さ・さ・捜さないで下さいっ!その2


いよいよ明日から、また、1週間ほどお暇をいただき
ホノセンに向け出国します。

今回の画像はクヒオ通りからカラカウア通りに向かって撮影したものです。

夜景って、不思議ですよね。
近くで、そしてひとつひとつよく見ると、たいして美しくないのに
たくさんの光が集まって、焦点が少しボケちゃったりしていると
更に美しくなって・・・。

暗いと、自分自身も、その影も、イヤなことも、
逃げちゃいたいようなことも全て見えなくなる。
というより、どーでもよくなってしまうから、ありがたい。

私は大のアメリカ好きです。
文化は、人が、人々が時間をかけて作っていくから、築き上げていくから
私はそれを知りたくなる。
その「知りたい!」という気持ちがいっぱい詰まっているのが
私にとってはアメリカ合衆国。

初めての海外旅行は、それも、一人旅で、アメリカでした。
(うん十年も前の話です。
うっ、なんかイヤな表記・・・うん十年前って・・・はぁ〜私も年とった↓)

初めて触れたその文化で、嬉しい驚きだったのは
「ありがとう」の会話の後に続く「どういたしまして!」の返答。
それも笑顔とウインク付き☆
ありがとう を言い慣れていて、どういたしまして も言い慣れている!! 

私の中で美しい日本語は「ありがとう」と「愛」なのですが、
ありがとう と言われて、どういたしまて!とすぐ言えちゃう人、
何人います?
私は、うなづいたり、でへ!みたいなリアクションしか出来なかった。

でも、私の好きなアメリカは、私の大好きな言葉を包み込んで
ハグしてくれた。
&人生は楽しんだもん勝ち☆というこも、
私はアメリカにいる友人とその体験から教わった。
人生で大切なことをいつも気づかせてくれるアメリカ合衆国(人)が
私は好きです。

ホノルルに行ったら、いっぱい言おう。
ありがとう、と
どういたしまして!、を。

ホノセンに参加をされます皆様、どうぞ道中お気をつけて!
現地にPro Rideジャージを来ているメンバーが数人いますので
見つけたらどうぞお声がけくださいね。
そして、みんなでホノセンを楽しみましょう☆

(私限定の)嬉しいニュース☆
エンゼルスが地区優勝!&キャリー・アンダーウッドがグラミー賞!
わ〜い!!

2007年9月23日日曜日

右側通行


昨日のブログで「無気力・脱力感に襲われて・・・」などと
愚痴を書いたところ、たくさんの方に励ましのメッセージをいただきました。
皆さんも日常の現実(生活)でお忙しいでしょうに・・・
す・す・すみません!
&心からの ありがとう をおくります。

こーいう時は、好きなモノを食べたり、飲んだり、DVDを観たり
音楽を聞いたりいたしましょう♪と
お優しいお言葉の数々。

がッ。

私と言う人間は、自分を甘やかす=底なし沼 のごとく
その甘やかし方は半端ではありません。
本当にぐーたらさせたら私は日本一☆だと自負しています。

よって、好きなCD(アンジェラ・アキさんの!!)を聞きながら
パソコンに向かうことにしました。
(でも、ダメ。やっぱりノラない。エンジンがかからん!!
アンジーのアルバム・・・聞くことに没頭してしまう・・・)

気がつけば、今週末にはホノルルに。
ホノセンだっ
という訳で、今日はホノルルの話題を。
(つまんないの!自分で言っちゃう!!)

ホノルルでは自転車は右側通行です。
以前、ひとり旅で、ホノルルで、ダイヤモンドヘッド(駐車場)まで
レンタサイクルで登ってみたのですが、
どうしても、どうしてーも、右側通行のまま左折が出来ない・・・
左右対称なことに慣れていないせいか、恐怖心がもりもり出てきてしまい
ますます曲がれない!
曲がれない。曲がれない。ホテルに帰れない!!

私が躊躇していたら、
「何やってんの。あなた、曲がれないわけぇ〜?」と半ばあきれられながら
「(眉間にいっぱいシワを寄せて)・・・うん・・・」と私。
彼女は「こうやんのよ!」と美しく左折し、そのままいなくなりました。
その時の画像です。

スタートは早朝だし、最後尾にならない限り、他のライダーについて行こう。
うん。それが懸命。
だって、私・・・左折が・・・できません!!

どうなるんでしょう。
ホノセン・・・。
がんばれ!自分!!とほ。

2007年9月22日土曜日

脱力感


この画像にあるようなチアガールの「笑顔と応援」が必要な私であります。

目標であったディズニーハーフマラソンが終わってしまい、
(気合いだけで練習を殆どやっていなかったにもかかわらず)
無力感といいますか、脱力感に襲われています。

そのようなことを山口選手に伝えましたら
「えっ・・・ぷっ・・・」とリアクションをもらいました。
いいんです。

いいの!!

私なりに挑戦をし続けた3時間30分だったんだから!

が・・・

「スポーツを頑張る月間」の今月。
9月30日にはホノセンに参加!
TEAM Pro Rideのメンバーが数人参加されるので
とても心強く思っています。

それに。
私は「侍」のような気質ですが、それでも仲間と共に同じ時を
過せることに感謝しています。
時に、どうしても落ち込んで、
ダメな自分にあきらめてしまいそうになりますが
それでも、こうして「頑張ろうよ!」と励まし合える仲間(TEAM)の存在に
救われます。
ありがとう。
本当にありがとうございます。

今は、ちょっと落ち込みモードですが、元気をチャージしたら
次は私の番。
エールを皆さんにお届けしますね。

ホノセン(あっ、ホノルルセンチェリーライドのことです)には50マイル
(80キロ)にエントリーしています。
こちらのレポートもお楽しみに☆

最後にお知らせを。
現在発売中のターザンに、山口選手のオフィシャルTEAMである
TEAM SUBARU/ENDLESS/ProRideの荒瀬大雅監督が掲載されています。
将来、荒瀬監督のもとで走りたい方は必見です☆

2007年9月12日水曜日

ディズニー・ハーフマラソン


1週間ばかりお暇をいただき、どうもありがとうございました。

私は無事に、アメリカはカリフォルニアのディズニーランドで
開催された「ディズニー・ハーフマラソン」を完走し帰国しました☆
約1万人の参加者の中で、日本人は、私を含め11名のエントリー。
私は「きっと日本人は5人もいないだろうな」と思っていたので
ビックリ。
しかも、翌日の地元新聞の表紙を飾ったのは日本人ランナーでした!
(残念ながら「ワタクシ」ではありませんでしたが・・・)

日本国民はとても《まじめ》な人が多いので、こういった大会に
参加するとなると、参加者の方もコツコツとトレーニングを重ね、
しかるべき実力のもとに、エントリーをされるかと思います。

が、私は頑張る気持ちが、どうも、長く続きません。
その割りに、
こういった大会に参加する意欲はモリモリとあるのであります。

自分なりに、今年の4月から準備をしていた「つもり」だったのですが
やはりそれは「つもり」程度だったようで・・・

約21キロは、しんどかった!

でも、そんな私でも完走ができたのは、
1、大好きなディズニーランドの中を走れる!
2、ランナーを飽きさせない演出と、沿道の惜しみない声援
3、アナハイムをホームとするエンゼルスの「エンゼル・スタジアム」
  内もコースの一部で、大きなスクリーンにも映してもらいました!
4、完走者だけに与えられる「ゴールドメダル」←これが、目標☆

などなど、走る以外にもたくさんの「お楽しみ」があったからに
他なりません。
なので、本当にあっという間の3時間30分でした。

私はこれまで、スポーツでメダルをもらったことがなかったので
『ゴールができたら涙なんか流れちゃうのかな』などと
思っていのたですが、さっぱりしたものです。
あっ、終わっちゃった・・・が感想でした。

ゴールの付近にミッキーもミニーもいてくれて、抱きしめてくれました。

ただ単にダウンタウンディズニーに、買い物に来たのであろう人たちにも
「おめでとう!」とウインクまでたくさんしてもらって、
私の9月3日(労働者の日)は終わりました。


来年また参加する?と問われたら、今は正直、

わかりません。

でも、人生には、たくさんのゴールドメダルがあった方が
楽しい♬とは思っています。


今月はもうひとつの挑戦でもある
ホノルルセンチェリーライドがあります。
がんばらなくっちゃ!

画像はレース中だというのに、各ポイントにいてくれた
ディズニーの仲間達と撮った思い出フォトの一枚です。
ほら、ちゃぁ〜んとTEAMジャージで走ったんですから!

2007年9月1日土曜日

さ・さ・捜さないで下さいっ!



私にとって、今年の9月は、
「スポーツを頑張ろう!」月間であります。

よって、本日から1週間、お暇をいただき
L.A.に行ってハーフマラソンを走ってきます☆

もちろん、TEAMジャージ持参で行ってまいります。

珍道中になること 間違いなしっ ですが
今の最大の不安は、完走が出来る・出来ない
なのではなく、
無事にエントリーができているのか!いないのか!!
なのです。
こわい・・・。まじでッ。

カリフォルニアまで行って、走ることができなかったら
しゃれになりません!

1週間ほどこのブログもお休みをいただきますが
どうか・・・捜さないでくださいっ☆

2007年8月30日木曜日

TEAM Pro Ride 早川裕紀選手(キッズ)紹介


8月は4週間にわたり日刊スポーツ新聞の誌面にて
山口選手の「キッズクリニック」(自転車の安全&乗り方講習会)が
掲載されました。
特に、山口選手の子ども時代の話や自転車との出会いを綴った
第1回目(8月5日)は、とてもおもしろかった!と
大好評でした☆
この場をお借りして、日刊スポーツ新聞の飯塚誠記者に
心から感謝いたします。
お世話になり、どうもありがとうございました。

さて、今日はTEAM Pro Ride 早川裕紀選手をご紹介いたします。

裕紀選手は、我がTEAMのムードメーカー的な存在。
周りを盛り上げるサービス精神がとても魅力的な選手。
僕も「楽しいこと」が大好きなので、彼とはとても気が合うし、
その存在がレース前のピリピリした緊張感を和ませてくれる。

でも、僕は知っているんだよね。
自然に周りの空気を察して、盛り上げてくれる人に限って
本当は一番ドキドキしているってことを。
若干小学4年生で、そういった気配りができる選手なので
この部分も競技生活の中でも大事にしてもらいたいと思う。
いくら優秀な選手でも、最後は、やはり人間性が
たくさんの人を引き付けるからね。

選手としては、少々頑固な面も持っていて
僕がいくらブレーキや変速のやり方を教えても
自分流の操作をしたがる。せっかくの持っている力を
存分に回せていないようにも感じています。

自分の意志を貫く頑固な面も選手として大切な部分だけれど
僕からのリクエストとしては、同じTEAM員や大人のアドバイスを
しっかりと自分のものにできるよう、
柔軟な「聞く耳」も必要なことを忘れないで下さい。
力のある選手なだけに、今後に期待を寄せている選手です。

鈴鹿の耐久ではTEAM員のサポートをどうもありがとう。
自分以外の人にも一生懸命になれる裕紀選手を
僕は誇りに思っているよ。

これからも一緒に走っていこうな!!

TEAM Pro Ride 監督 山口孝徳


彼は、小中学生MTB大会の直前にTEAMに加入をしてくれました。
よって、山口選手とは以前から面識があったのですが、
私はTEAM合宿の時に初めてお会いしました。
どんな選手なんだろう・・・とドキドキ。

そんな中、駐車場から黄色のMTBに乗って、ニコニコしながら
裕紀選手は登場しました。
第一声が「こんにちはー☆」。
その笑顔に、私は吸い込まれる思いでした。

私の中では、子どもであっても大人であっても
「ありがとう」
「いただきます」
「ごちそうさま」
「ごめんなさい」
が素直に言える人を心から尊敬しているし、信頼できる人だ!と
思っています。なので、裕紀選手に(ご挨拶を)先を越されてしまい
驚きと同時に、とても嬉しい気持ちでいっぱいでした。
私はすっかり裕紀選手のファンになりました。

レース前日にTEAMメイトが転倒してしまった時に
真っ先に自転車で駆けつけてくれ、私の「○○さんを呼んで来て!」とか
「○○を持って来て!」というリクエストにも「はい!」と
素早く対応をしてくれて、どんなに助かったことか知れません。

(皆さんご存知だと思いますが、負傷した時というのは、
その時の最初の処置が、予後を、怪我の状態を大きく左右します。
一刻を争うのです。
特に子ども達の骨は軟らかい分、判断が難しい、と言われています)

自分だってレース前で、心の中が いっぱい いっぱい でしょうに
TEAMメイトへの心遣いには、私の方が感心させられました。
私なら、自分のことで手いっぱいで、余裕がなくなって
周りを見るゆとりすら、持ち合わせることができないはずです。
これではどちらが大人で、どちらが子どもなのか・・・
恥ずかしい。反省。

私が子どもだった頃と違って(当たり前ですけれども)、
今の子ども達は、子ども時代にちゃんと「子どもを満喫」することが
困難なように思います。
けれど、私は思うのです。
子ども時代には、少々ハメをはずしたって、子どもらしく
楽しく元気いっぱいに生きちゃってほしい!と。

合宿の時に、みんなで花火をしました。
嬉しそうに、楽しそうに花火をする裕紀選手の横顔が
今も私の心に焼き付いています。
久しぶりに見たのです。
100点満点の笑顔を。

私は忘れていたもんな〜。
楽しくて、おもしろくて、わぁ〜い♪という気持ち。
いかん、いかん。

いつも大切なことを気づかせてくれる裕紀選手。
どうか、これからもその真っすぐな心で
自転車を思いっきり楽しんでください。
いつか、一緒に走れると嬉しいです♬

(私が練習をたくさんして強くならないと、
ついていけない or 追いつかない んだけれどね・・・涙)
これからもどうぞよろしくね☆
いつもありがとう!

心を込めて
マネージャーより

2007年8月26日日曜日

TEAM Pro Ride 宮澤祐樹選手(キッズ)紹介


残暑厳しい日本列島ですが、私どもが住む地はすっかり
涼しくなりました。朝晩は少し寒いくらいです。
暑くて、でも、嬉しいことがたくさんあった8月も
残り2日となりました。

今月はなんと言ってもTEAM Pro Rideのキッズ・ジュニアの
選手達が、各方面のレースで力走を届けてくれたことが
一番嬉しかった。

我がチームは「勝つこと」だけに重きを置いてはいません。
それぞれの目標の達成を応援するのがTEAMであって、
その目標はいろいろあっていいではないですか!

昨日まで、ぜんぜん知らなかった者同士が、
TEAMという絆で結ばれ、協力をしながら頑張り続ける・・・
走り続けることを応援し合うこと、
誰かのファイトが誰かの力になる・・・
そこに「TEAMの力」が生まれるのです。

こんな時代ですから、TEAMという新しい出会い、家族を
大切にしていきたいと思っています。
TEAM Pro Rideの皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします!

さて、今日は、キッズクラスの宮澤祐樹選手をご紹介します。

XCジャンパー宮澤祐樹・・・
彼は、好奇心という名の研究熱心な我がTEAMきっての
「戦略型ライダー」であると言っても過言でありません。

その知識量は半端な数ではなく、
この競技を十数年続けている僕とも対等に議論がかわせます。
彼の「どんな知識をも吸収して、走りにつなげたい!」という姿勢が
彼が、小学5年生であることを忘れさせてしまう程です。

成長過程ゆえ、その知識量と走るバランスをとることが
大変難しい状況下ではあるけれど、彼なら、そのバランスを
上手くとり走っていけると、僕は確信しています。

リクエストとしては、やはり、その知識を生かすためにも
(XCライダーとしてやっていくのであれば)ジャンプもいいけれど
もう少し走る練習量を増やしていってほしいと思っています。
トレーニングを積まなければ、XCライダーとしての成長はありません。

無敵なライダーになるためにも、自分の知識を試す意味でも、
さらに「深い走り」を追求していってください。
彼はどんどんその実力が伸びていくと、僕は期待しています。

将来、僕の方が、祐樹選手からメカニック的なアドバイス
をもらう日がくると思う。その時はどうぞよろしく!
これからも一緒に走っていこう!

TEAM Pro Ride 監督 山口孝徳


祐樹選手とは、この夏の大会の前に、同じTEAM員でもある方がお務めの
某サイクルショップで再会をしていました。
(その時はまだ、山口選手、
負傷した右腕を固定装置で首からつっていた時期です)

山口選手と祐樹選手は、自転車の部品やら何やらを
ミーティングしていたようなのですが、
私は一緒に来ていた彼のお母さんからとても感動的なお話を
伺っていました。

山口選手の肩の手術をした日、
祐樹選手はお仏壇に手を合わせていました。
お母さんは「何しているの?」と聞いたら
「今日は山口選手の手術の日だから・・・」。

私や山口選手が知らない場所、時間の中で
その小さな手を、山口選手の手術の成功を願って
手を合わせてくれた祐樹選手。
その優しい気持ちに、胸がいっぱいになりました。

そして、自分のお小遣いで再会の日のために、と
とてもおいしいクッキーを山口選手にお土産に
プレゼントをしてくれました。

本当にどうもありがとう!

祐樹選手は頭の回転がとても早い選手ですので
山口監督も言っているように、きっと、路面の状態や
コースの様子、自分の身体やその力量(バランス)とをしっかりと
データー分析をして、レースに臨める頭脳的な選手になるのでは!
と私もその将来をとても期待しています。

私には全くわからない、いえ、わからん!自転車の世界を
見事に語れる祐樹選手。
今度、是非、私にも自転車のこと、いろいろと教えてくださいね。

祐樹選手をはじめ、我がTEAMの選手達は、
どうしてこうも人間性を含めた「あらゆる点において優れている!」のか
私は自分が恥ずかしくなる思いです。

こんなマネージャーではありますが、これからも
祐樹選手を心から応援していますので
自分の目標に向かって、走り続けていってください。

もーし。

私に何かサポートを依頼したいことがあれば、何なりと、
なんなりとリクエストしてくださいね☆
がんばる祐樹選手のために何かできやしないかと日夜
考えています。(即戦力にならずに、ごめんね・・・涙)

この夏の素敵な時間を共有できたことに、感謝しています。
9月からの学校生活もファイト☆です。
いつも本当にどうもありがとう!!

心を込めて。
マネージャーより

2007年8月25日土曜日

自転車名人 表彰式



8月23日東京は日比谷グリーンセンターにて行なわれた
第2回自転車名人 表彰式に参列してきました。
受賞されたのは、俳優の鶴見辰吾さんです。


受賞された理由は
1、各メディアにて自転車の様々な有効性を熱心に推奨され
2、奥様と共に自転車を楽しまれている

ということでした。
以前、月刊サイクルスポーツ誌で見た私の記憶が正しければ
奥様と共に参加された「佐渡ライド」で、
鶴見さんが奥様の背中を押しながら、一緒に走られている場面が
とても印象深く心に残っていました。

いいな・・・
山口選手なら、きっと私を見捨てて走り去ることでしょう・・・

いえ、そうじゃない。

山口選手のサポートの申し出を断って、ひとりヘロヘロになりながら
ゴールを目指すんだろうな・・・
負けず嫌いなこの性格&自分自身とすぐに勝負をしたがるこの生き方が
きっと、許さないハズなのだ。あ〜あ〜。

それにしても、鶴見さんの奥様。
お綺麗でした。
芸能情報に疎いので恐縮ですが、モデルさん?女優さん??
バービー人形のようなスタイル☆に、お顔立ち☆
なぁ・のぉ・にぃ!!
しっかりと「レーパン焼け」されていらっしゃいました☆
本当に、自転車、鶴見さんとご一緒に楽しんでいらっしゃるのですね。
TEAMジャージも、アーガイル調のピンク・グレー・ホワイトの
デザインが素敵でした。
お怪我をなさいませんよう、これからも走り続けてくださいませ。

こちらの模様は、月刊ファンライド、月刊バイシクルクラブ、
月刊サイクルスポーツ、等、各誌で掲載されるようですので
どうぞお楽しみになさってください♪

式典が終了してから、私はある衝撃を受けました。
な・な・なんと!
鶴見さんと山口選手の「靴」が同じだったのです。色も。
靴(プーマ)・・・この世に何万足とあるでしょうに・・・
偶然と言えども、ビックリしました。

また、私が長年、ずっと会いたいと思っていたお方にも
ようやくこの式典会場で面会ができました!
月刊サイクルスポーツ誌 元編集長の宮内 忍さんです。
(お会いしたい!と思ってからちょうど10年。
願いが叶いました。一緒にお写真をお願いしたかったのですが、
気持ちが あわあわあわ・・・となってしまい、言葉が出ません。
あちゃ〜です)

とにかく、嬉しいことがいっぱいの一日となりました。
私にとりましては、久しぶりの東京の「夏」を体験。
以前勤めていた会社の前を通って、大好きな皇居を横目に
式典会場へ向かいました。

「自転車名人」を受賞した鶴見さんは、今年になってから
4キロも体重が落ちたそうです。
私は自転車に乗る→ご飯がおいしい→食べ過ぎる
で、なかなか体重が減りませんが、来月はちょっと
「スポーツを頑張ろう月間!」と名付け、挑戦が続きますので
せめて2キロは減ってほしいと願っています。

まだまだ残暑が厳しい日本列島。
どうぞお身体・お心と大切になさってくださいね♬
 

2007年8月22日水曜日

TEAM Pro Ride 二村航平選手(キッズ)紹介



今日は夏の甲子園の決勝戦が甲子園で開催されます。
私は大の野球好き!
中学生の頃はソフトボール部でした(いつもベンチでしたが)。

佐賀県出身の山口選手にとって、佐賀北高校の決勝戦進出、
そして初Vになるか!!というニュースを見て
「僕も地域の少年野球に参加していたけれど、
当時はピッチャーで4番。太っていたからボールにスピードがあったし、
パワーがある分、当たるとホームランだったんだよね」
と思い出を語ってくれました。
佐賀北そして広陵高校!
応援しています☆がんばって下さい!!

さて、今日は、TEAM Pro Rideの二村航平選手をご紹介します。

登りも下りも堅実な走りが彼の持ち味。
決して派手ではないが、着実な走りに好感を持ちます。
登りも下りもこの調子で、どんどん磨きをかけていけば
将来がとても楽しみな選手。
でも、一生懸命なあまり、練習のし過ぎ・・・
オーバートレーニングにならないように気をつけて下さい、ね。

航平選手の ひたむき な自転車への取り組みや姿勢は
子どもの頃の自分と重なります(一緒にしてごめん!)。

僕の場合は、楽しさが、次第に
速く走りたい!に変わって、とことん練習に打ち込んで、
「今」があります。

他の人に「山口は練習のし過ぎ」と言われたこともあったけれど
強くなりたいなら、練習するしか術はない、と
僕は今でもそう考えているし、この信条を大切にしています。

大人になってわかったことは、休養もトレーニングのひとつ、
ということ。
たくさん練習して、たくさん休んで、もりもりご飯を食べて、
そして勉強も!ね☆
これからもよろしく!
全国大会では優勝おめでとう!!

山口孝徳 監督 談


我がTEAM Pro Rideには、笑顔の素敵な選手が多いのですが、
私、マネージャーが個人的に「スマイル王子」を任命しているのが
二村航平選手です。
彼の笑顔を見ていると、自分自身を素直に反省できるような
穏やかな気持ちになれます。
あんなキラキラ笑顔、私、いつまで出来ていたんだろう・・・涙

どんなことにも一生懸命に取り組む選手ゆえ
自分自身を追い込み過ぎやしないか、と心配もしています。
子どものうちは、手を抜かず、ガンガン突き進んでほしい、
と願う一方で
その素直な心(タンス)の整理、が出来るようになるといいなぁ〜と
マネージャーとしては見守っていこうと思っています。

心(タンス)がいっぱいになってしまったら、
一度その感情(洋服)を取り出して、たたみ直す、もしくは
場面(季節)ごとに、整理をし直して収納する・・・

大人の私でもこれはとても難しいことではありますが、
それでも航平選手にはTEAMメイト・・・仲間がいることを
忘れないでください。
私もあなたを頼りにしています。
(大人のくせに・・・!?
いいの!いいの、です!!)

私の今の夢は、Pro Rideのジュニア・キッズ選手が成長し
いつか、山口孝徳選手と一緒に世界戦のメンバーとして
同じレースに出場をすることです。
二村航平選手をはじめ、Pro Rideには、そんな嬉しい夢を
私に与えてくれる選手ばかりです。
本当にこの出会いとご縁に感謝をしています。

航平選手、これからも自分の目標に向かって
どうかその歩みを続けていってください。
継続は力なり。
私はそんな航平選手を心から応援しています!
これからもどうぞよろしくね☆

心を込めて。
マネージャーより

2007年8月18日土曜日

TEAM Pro Ride 高橋智晃選手(キッズ)紹介


今日は幾分、涼しい長野県ですが、この2〜3日前の暑さには
本当にまいりました。
室内にいても流れ出る汗に追われ、
翌日の身体のだるさといったらありません。
熱中症に夏バテ・・・お気をつけくださいね。
皆さんも、水分はしっかりとお願いします。

さて、今日はTEAM Pro Rideのキッズ選手の紹介です。
高橋智晃選手、小学校5年生です。

智晃選手の走りの特徴は、なんといっても力強いペダリング。
小学生ということもあり、まだその力強さと足の回転、
自転車とのバランスを保つことが、難しい局面にいる中で
全国大会での走りには、大きな成長を見ることができました。

僕もそうですが、自分自身の走りに確固たる自信をもって
スタートができると、(それとトレーニングだよね)
結果はおのずとついてきます。

とにかく優しい性格の選手です。
が、「粘り強さ」も合わせもっているので、
クロスカントリー競技のような持久力が試される競技には
向いていると思います。
今後の成長が非常に楽しみな選手。
これからも一緒に走っていこう!
インプの助手席(TEAMメイトとの「じゃんけん大会」優勝者特典!)
よかったね!
山口孝徳 監督 談


智晃選手は、山口監督も言っておりますが
とても優しい心を持った選手です。
私は、彼の「相手の立場にたって物事を考える」姿勢を
高く評価しています。

そして、山口選手にも通じる「あきらめない」精神力の強さも
特筆すべきことだと思っています。

全国大会の前日の試走中、転倒をしてしまい右手首を
痛めてしまいました。翌日のレースで思いっきり走ってもらうために
30分間も冷たい氷水の中に患部をいれ、アイシングをしました。

想像をしてみてください。

バケツの中に、コンビニで販売をしている氷2袋が入っている水の中に
30分もの間、冷やし続ける・・・
それは、冷たさを通り越し、しびれを伴った痛み
(たぶん、患部の痛みよりも、いたかった はずです)
に智晃選手は耐え続けたのです。
えらい!えらかったよ、智晃選手☆

翌日は、痛みも軽減され、レースも頑張りました。

人生は、なかなか思うようにはいきません。
頭にくるくらい、順調に進んではくれません。
それでも人は、自分を信じて、明日に希望を託して
生きています。
大人の私でも、ため息をついたり、立ち止まってみたり
自分をなぐさめながら歩みを続けています。

智晃選手の笑顔に、私は何度、癒され、
優しい言葉を送ってくれる 気持ちのゆとり に
ハッと学びを得、感動をしているかしれません。
(これではどちらが選手で、どちらがマネージャーなのか?ですね。笑)

合宿中、智晃選手が夏休みの宿題にとりかかっている場面を
ちらっと拝見したのですが・・・
分数の計算がとにかく早い!のです。
私が「えっと・・・」とモタモタしている間に、すらすらと
次の問題を解いてしまうではありませんか!!

自転車のことも分からず、
勉強も全くお役にたてず、
それでも、私が作ったおにぎりを「おいしい♪おいしい♪」と
食べてくれたあの笑顔に、感謝しています。

智晃選手、いたらないマネージャーですみません。
ですが、智晃選手をいっぱい、いっぱい、応援しているからね!


心を込めて。
マネージャーより

2007年8月7日火曜日

TEAM Pro Ride 江越岳也選手(ジュニア)紹介



私どもが住んでいる長野県は、山々の美しい県でもあります。
GWや夏休みになると、自転車に乗って山道を走る姿をよく
目にします。
今日は1時間の間に(私、車を運転中)3名の方とすれ違いました。

日差しの強さが体力を奪い、判断を誤る場合があります。
どうそ早め早めの水分・栄養の補給、そして休憩をお願いします。
皆さんの、いえ、サイクリストの皆さんのこの夏が
楽しく充実したシーズンであるよう、お祈りしています。
本日も安全運転で、行ってらっしゃいませ♪


さて、今日もTEAM Pro Rideの選手紹介(ジュニア)をお送りします。

江越岳也選手(中学2年生)。

岳也選手は、なんと言ってもバイクコントロールが上手い。
自転車に無理をさせず、速く走ることができています。
彼は腕や足の長さが長いので、日本人離れした外国人のような
走りができると、期待をしています。

総合的な強さを秘めた選手ですね。

年齢的な部分で、身体が不安定な時期ですが、この時期に
モリモリ食べて、モリモリ走って、身体を作っていってほしいと
思っています。
彼の場合は、お父さん(ダディクラス2連覇)が走れる方なので
一緒に走れるフィールドがあることは何よりも有利になります。
私はお父さんにも期待しています。笑

印象的だったのは、TEAMの年下の選手達がレースで走っている間、
自分のレースが近づいているのに、必死にコース中を走り回り
声援を送り続けていたこと。

仲間のために必死になれる・・・
この優しい気持ちは、全てのライダーに学んでほしい点です。
仲間を守れる強さを持っていなければ、その先の成長がありません。

全ての点で羨ましく、そして将来を期待させてくれる選手。
これからも一緒に走り続けような!
山口孝徳 監督 談


岳也選手は、全国大会の3日前から、吐き気や腹痛、発熱があり
受診したところ「虫垂炎」という診断をもらったそうです。
選手にとって生命線であるエネルギーが摂取できず、
フラフラだったそうです。それでも、この一年間、全国大会での
快走を願いトレーニングをしてきた彼にとって、
本当に残念で、悔しかったに違いありません。

それでも、愚痴のひとつもこぼさず、笑顔で会場入りしてくれました。
投薬などで容態が少し安定したとはいえ、
少しは食べられるようになったとはいえ、
本調子ではない身体でのレースは、心身共に応えたはずです。

しかし、彼は走りきりました。
私には「全力で走れたのでよかったです」と、伝えてくれました。
私は勝手に彼の心の中を想像しては、残念がったり、
悔しがったり、レースが10日後だったらよかったのに、とか
そんなことを思って腐っているというのに、
彼は違いました。

さわやか。

本物の勝負師。

全てを受け入れる勇気を彼は持っています。
若干14歳で。

私は彼に「お疲れ様でした」という言葉よりも、むしろ
「ありがとう!」という言葉を送りたい。

いつも礼儀正しく、きちんとご挨拶ができる江越岳也選手。
今回の経験は「これから」の人生に、確実に、プラスになります。
あんなこともあったよな〜と、いつか、同じ様なことで
困っている選手がいたら、
どうかあなたのこの経験をお話してあげてください。
力になります。

岳也選手、全国大会は本当にお疲れ様でした☆
来年はあなたの努力が、頑張りが、絶対に 花 開く と信じています。
いえ、念じています(←あら、この言い方、怖いわ・・・汗)
心を込めて。
マネージャーより

2007年8月6日月曜日

TEAM Pro Ride 前田公平選手(ジュニア)紹介


昨日(5日)長野県 白馬村にて「全国小中学生MTB大会」が
開催されました。
山口孝徳選手を監督とする 我がTEAM Pro Rideからも
7名のキッズ・ジュニアクラスの選手が出場し、
力走を見せてくれました。

今日からはTEAMの選手紹介を行なっていきます。
レース会場などで彼らに出会った時には、どうぞ温かいご声援を
よろしくお願いいたします。

トップバッターは、見事にぶっちぎり☆の走りで
中学1年生男子の部 優勝 の前田公平選手です。

公平選手は登りが力強く、ひと漕ぎひと漕ぎにパンチがある選手。
下りのセンスの良さからは ゆとり が感じられるほど、で、
僕が高く評価しているジュニア選手のひとり。
ただ、その余裕から、どうも下りで無駄(遊び)が多いので
それを直していけば、かなりの最速ラインを刻めるはず。
まぁ、楽しみながら走れているので、無理には止めませんが・・・笑
今後の成長が本当に楽しみな選手です。
お疲れ様でした。
優勝 おめでとう☆
山口孝徳 監督 談

今大会に向けては、短期合宿を開催したのですが
その間、公平選手はTEAMの最年長者(←このように書くと何だか
本当に『年長者』っぽくなりますね。笑)として、
年下の選手達の面倒をよく見てくれました。
私が一番感動をしたのが、
実は私は昆虫が大の苦手なのですが、
宿泊所にカミキリムシが出現した際、
つい、「私、虫ぎらぁ〜いぃ〜」と言ってしまたのです。

その次の瞬間から(ご想像がつくかと思いますが)
TEAMマネージャーである私の元へたくさんの虫が・・・。
(キッズクラスの選手は まだ子ども ですから
そういった反応を見て楽しむ特徴を持っていますよね。
ですので、私は何とも思っていませんし、子どもが子どもらしく
生きて行くことが困難な現代において、子どもらしい反応に
私は同時に安心もしたりしていました)

そんな騒動の中、公平選手が
「(虫が嫌いって言っているのだから)そーいうことはするな!」
「食事中は虫の話はするな!」
「人が嫌がっていることを(し)続けていると、嫌われるぞ!」
と、ナイスなフォロー(躾)をしてくれたのです。

私の言うことは聴けなくとも、公平選手の発言はTEAMをひきしめ、
年下の選手たちの良きお手本に変わります。
自転車が速く走れる、ただそれだけのポジションなのではなく
人として、優しさも厳しさも、
そして年下の選手達を温かく見守る力量が、公平選手にはあります。

私はすっかり感心しました。

翌日、そういった出来事をご両親にお話しましたら
「家では兄妹ケンカばかりで、そんな面があるなんて・・・驚きです」
とおっしゃていました。が、子ども達は親御さんの知らない場面で
ちゃぁ〜んと立派に成長をしているのです。

私は「親バカ」ならぬ「マネージャーバカ」だと言われていますが、
TEAM Pro Rideのキッズ・ジュニア選手の子ども達は
本当に、ほんとうに、素晴らしい能力と才能をもった選手です。
私は彼らが、このTEAMを必要としなくなるその瞬間まで
「マネージャーバカ」でありたいとも思っています。

人の心をそんな風に その気にさせてしまう 選手はそうはいません。
やっぱり「うちの選手・・・最高!」なのであります。

公平選手、目標の達成、おめでとう!
次の目標が見つかったら、また教えて下さいね。
これからも一緒に走っていきましょう!!
心を込めて。
マネージャーより

2007年8月2日木曜日

デビュー戦


出会いというのは、本当に ありがたい ものです。
一瞬の出会いから、友情が芽生え、信頼関係が成り立って・・・。
約1億2千万人の日本人の中で、出会い、その時間が、力に変わります。

レースにおいて、勝敗が全ての舵を決めるプロの世界において
勝ちが続いている時というは、本当に人が集まってきます。
それはそれで、嬉しいことですし、名誉なことです。

けれども、負けが続いている時や、
選手本人がレースへ集中しきれていない時、に
いつも側に居てくれる(気持ち、も!)人との関係は
一生もの だと私は思います。

自分がどうしようもない時に、見捨ててしまった方がラクなのに
あえて側で応援をし続けてくれるのですから。

レースはいろいろなことを教えてくれます。

たかがMTBのレースですが、されどMTBのレースなのです。

先日の さのさか大会では、そんな私どもの大切な方が
スポーツクラスのデビュー戦を向かえました。
見事に完走!
とても嬉しい一瞬でした。
勇姿を届けてくださって本当にどうもありがとうございます。
お疲れ様でした。

さて、今週末は 全国小中学生MTB大会 が開催されます。
山口選手を監督とする TEAM Pro Rideのキッズ/ジュニアクラスの
選手が出場します。
台風が心配ですが・・・選手達の力走に期待しています!
がんばろうね☆TEAM Pro Rideのみんな!!

2007年8月1日水曜日

応援に


7月29日の日曜日に長野県 白馬さのさか にて開催された
公式戦に行ってきました。

応援に、です。

たった3ヶ月分のシリーズ戦に出場していないだけなのに、
なんだか自分には違うフィールドに来てしまったようで
ドキドキしてしまいました。

レースサポートに必要な物品などなど、本当に忘れ物が
いっぱい!になっていて慌てました。

山口選手も4月の負傷以来の会場入りとなりましたが、
どう思ったのでしょうか・・・
自分がいないエリートクラスの選手たちの走りを観て。

私は選手の走りよりも、同業者!?のサポーターの方々の
観察をしていました。
スタートラインに送り出すスタッフのバタバタした様子、
スタート後の混乱もなく無事に走り出すことが出来ますように・・・
と祈る姿。
ゴール後、共に歓びを分かち合い、健闘をねぎらう姿。

これまでの自分と我がTEAMスタッフとファンの方々を思い
感謝をすると共に、
「次はうちだ!」と気合いをもらいました。
山口選手の一日も早い復帰を願いながら。

今週末は、来年の北京オリンピックのアジア代表枠を決める
アジア大陸選手権大会が中国で開催されます。
日本チームの快勝を願っています!
ファイト!日本チーム☆

2007年7月24日火曜日

ピーターパン


昨日(23日)は、東京は有楽町駅からすぐの場所にある
国際フォーラムで開催中の
「ピーターパン」のミュージカルを観てきました。

ピーターパンは私も大好きなお話ですが、
このミュージカルは「大人の方にこそ」観ていただきたい作品!
いいえ、観てほしい。
大人になりたくない・・・
これを願わない 子どもの先輩 はいないですよね!
私はず〜っと前に、大人になってしまいましたが、今でもそう思いますもん!

印象的だったのは・・・
スミー(フック船長の一番弟子?相棒?)は、私、
一生忘れることはないでしょう。
(まだ上演中なので、内容は書きませんけれども)
山口選手は涙を流すほど、大爆笑でした。

フック船長役の鶴見辰吾さんは、テレビや雑誌で拝見するよりも
実物は1000倍かっこよかった!です。
全身で演じるパワーと、観客である私達に観ていることを忘れさせる、
引き込むその力・・・プロの方って本物なんだ・・・と
改めて心に響きました。
これからはフック船長に(ディズニーランドなどで)出会っても
素敵に見えて、困ってしまうかもしれません。

山口選手は、とてもじゃないが、ボクは演じるプロにはなれない!
すごいよね〜俳優さん達・・・
と、33年間で初めて体験した世界に、興奮していました。

笑いと感動と、よ〜し頑張るぞっ!と元気も勇気も充電。
素晴らしいミュージカルでした☆
(表現すべき日本語が「すばらしい」しかなくて、口惜しいですが・・・)

榊原郁恵さんの初代ピーターパンから、
高畑充希さんで8代目のピーターパン。

今の時代はお金があれば素晴らしいものが何でも手に入りますが、
今日得た、素晴らしいもの は、これからも色あせることなく
山口選手の心に輝き続けると思います。


自転車も選手も、戦歴だけでなく観客やファンの方に何を伝えていけるのか、
山口選手は初のミュージカルの観劇後、
そんなことを考えながら東京を後にしました。

皆さんもお時間がございましたら、ピーターパン、是非、観てください!

TEAM ピーターパン・・・いいかも☆

2007年7月22日日曜日

セカンドウィンドAC


今日は、菅平高原で合宿をしているランニングクラブ
セカンドウィンドACの川越学監督に面会に行ってきました。

ご存知の方も多いと思いますが、川越監督は今年の3月まで
資生堂ランニングクラブの監督をなさっていました。

資生堂ランニングクラブと言えば、昨年の実業団女子駅伝で
優勝を成し遂げた陸上界の名門クラブです。


川越監督と山口選手は同じ九州出身というご縁もあり、
何より、「目標に向かい頑張っている選手を、絶対に見放さない!」
という熱いお気持ちを、
MTBの山口選手にも注いでくださっています。

また、山口選手がずっと挑戦をしたかった、
米国ボルダーでの高地トレーニングを実現させてくださったのも
川越監督でした。

春の負傷時にも、ハードスケジュールの中、すぐに駆けつけて下さいました。
(東京から長野間、滞在時間たったの30分のために、です)
山口選手も私も、嬉しくて、ありがたくて、心強くて、うれしくて・・・
感謝をしてもしきれません。

がんばる、という内容が、まだまだ足りないのかもしれない私どもに
それでも神様がご褒美を与えてくださったとするならば、
私は川越監督のような、競技は違っても、スポーツで繋がるご縁に
ほかなりません。
心の底から感謝しています。

その川越監督が、今春、セカンドウィンドACという組織を立ち上げ
選手サポートはもちろん、一般ランナーへの指導を開始なさいました。
現在クラブ員募集もしております。
詳しくはHPをご覧ください!
http://www.sw-ac.com


セカンドウィンドAC・・・今年、大阪で開催される世界陸上の
マラソン日本代表選手でもある嶋原清子選手・・・
私が個人的にも大好きな、大好きな選手です。

あんなに細いお身体で、たんたんと前を見つめ、走りきるお姿は
言葉でなんて言い表せないくらいの美しさが、そこにはあります。
しかも、いつお会いしても変わらない笑顔で、優しくて。
レースが終わって疲れているのに、応援してくれた方々への気遣いを
彼女は決して忘れません。

私よりもお若いのに、こんなに人間が出来ているので
イヤになるくらいです。

今日も、ドキドキしちゃって話しかけようとして、ふがふがふが・・・
と、舌がまわらず、
振り返った彼女の笑顔に、ああああああ・・・と舌を噛みました。
情けない。

今年の夏は世界陸上です!

2007年7月18日水曜日

練習もリハビリも


先日の自転車トレーニング開始から、2日間乗り続け、
今日はオフとしました。

あの〜。

山口選手は、午前中はリハビリのため通院、
(体調をみながら)午後、
トレーニング(というより、慣らし運転)を行なっています。
つまり、まだ「ケガ人」です。笑。

これまでの山口選手の波瀾万丈の歴史をご存知の方々からは
「驚異の回復力でバリバリ自転車に乗っている!」と
思ってくださっているようですが・・・
そうだったら、本当に、どんなによいかと・・・涙。

すみません!
残念ですが、今回ばかりは、もう少し時間がかかりそうです。

写真は、通院している病院の中庭での一枚です。

さて、お知らせをひとつ。
今月28日(日)の白馬さのさか大会(公式戦)に
山口選手自身が監督を務める TEAM Pro Ride の
選手応援に会場へ駆けつけることになりました☆

どうぞお楽しみに!

2007年7月16日月曜日

90日ぶりに・・・復活!


「雨の思い出その2」を書こうと思いましたら
今日は、別の山口選手ネタをお伝えしなければ
ならくなくなりました・・・!

♪祝♪

4月の開幕戦前日の負傷から、約90日ぶりになります。
MTBに乗り、復活に向け、トレーニングが開始となりました☆

慣らし運転のため、約2時間ではありましたが
自宅近くの菅平高原まで、標高差約900メートルを走り込みました。

90日間も自転車に乗らないでいたわけですから
いろいろな意味で不安だったと思います。

帰宅後

「新鮮だった!!MTBは、楽しい〜」

と感想を言っていました。

今のところ、10月の最終戦でのレース復帰を目指しています。
焦らず、ゆくりと身体を作り直し、強固なものに仕上げていこうと
計画中。この90日を糧に!

これからも山口選手の様子をお伝えしていくので
楽しみにしていてください。

それから、本日、新潟と長野で大きな地震がありました。
たくさんの方々に、ご心配のお電話・メールをいただきました。
どうもありがとうございました。
おかげさまで、何ごともなく元気ですのでご安心くださいませ。

雨の日の思い出シリーズはまた今度!

2007年7月13日金曜日

雨の思い出 〜その1〜


現在、大型で非常に強い台風4号が、
九州地方に被害をもたらせただけでなく、
西日本、東日本と広い範囲で大雨を降らせる恐れが出ています。
皆様、お気をつけください。

今年はまだ公式戦に出場をしていない山口選手ですが、
雨といって思い出すのは、昨年の石川県での全日本です。
雨に泥・・・選手の皆さんも大変だったと思いますが
サポーターも本当に大変なレースでした。

私はスタートから少し登ったフィードゾーンに監督といたのですが
もちろん靴は泥水を含んで茶色に染まり、レース後、私の足は
まるで温泉にでも入ったかのように、ふやけて、そして白くなっていました。

雨で印象深く思い出すレースは、他にもあります。
何年か前の台湾で行なわれたアジア大陸選手権大会でのこと。
台風か豪雨か何かで、コースが荒れてしまい、山口選手は
「よし、この先はしっかり走らないと危ないな・・・」と
右足を地面についた瞬間・・・
流れついた木の破片が、足首付近にぐさりと刺さり、
急遽、現地の救急車で病院に運ばれ、縫合処置を受けました。

が。

国が違えば治療の方針も大きく異なります。
あの時の処置に、必要とされた薬を飲みましたら、
熱は39度近く上がり、身体がだるくなり、発疹が出て・・・
日本チームの監督をはじめ、スタッフの方全員が出走は無理だろう、
そうおっしゃったそうです。

しかし、「ここまで来て、走らないで帰れるものか!」と
スタートラインに並びました。スタートの合図が鳴り響いても
身体に力が入らず、もうろうとする頭と身体で、
それでも、懸命に周回を重ねていきます。

途中、ふらふらの身体で何度も立ち止まり、自転車から降りて
悪路を整備したそうです。
日本チームが、アジアチャンプを保持するために。
(この時の優勝者はトレックの野口忍選手です)

なんとか走り続けているうちに、多量の汗が流れ出て、
徐々に身体がスッキリしてきたといいます。
そして、その汗の匂いが、なんとも言えない薬草の香りで・・・

「よし!この身体なら、行けるぞ!」と再びペダルを回すものの、
その時は既に、最終周回を迎え、結果、4位でゴールとなりました。

申し上げておきますが、私は台湾の医療体制などについて
批判をするつもりは、一切ありません。
あの時、医療チームが最善の治療と努力を、山口選手に
施してくださったことに、私は感謝をしています。

山の中での負傷の際、私が恐れているのは、破傷風になったら困る!
なのです。

治療後、病院でいただいた消毒用の綿棒が大きかったこと!!
チュッパチャプス(←キャンディー)くらい大きいものでした。

雨のレースには、本当に良い思い出がありません。
明日は、そんな雨の日レースアクシデント〜その2〜を
お届けします。お楽しみに!?

2007年7月12日木曜日

私なりの福顔分析〜目編〜


山口孝徳という選手は本当に不思議な人で、
会うと殆どの方が彼を好きになってくださいます。
私は味方もいるが、敵もいる!そんな性格なので
一時期、山口選手を研究したことがありました。

私が発見したポイントは3つあります。
(性格は含めません)

1、たれ目である

私は年を重ねてようやく目尻が下がってきましたが、
子どもの頃は《きつね》のように目尻が上がっていました。
そのため、キツく見られることが多かった!
黙っていると、不機嫌・怒っている・具合が悪い・・・
よく誤解されました。
そのためでしょうか・・・
自分を伝えるために、私はよくしゃべります!!笑

2、笑った際、目の形が《月形》になって、黒目が隠れている

表現が下手ですみません。笑った時に、目が一文字←月形になる。
私の場合、笑っても目のフレームが そのまま 残ります。
何度か、意識的にトライしてみましたが、意識しないと出来ないため
長続きせず、結局《月形》は憧れのまま、です。涙

3、黒目が大きい

芸能人に多いタイプです。
私は白目の割合の方が多いので、この点も羨ましい限り。
いいなぁ〜。

人間性は、お話をしてみたり、時間を共有したりしませんと
なかなかわかりませんが、パッと見の外見は、やはり大切なことだと
私は思っています。
性格や人柄は顔に出る、とよく言いますし。
福顔の人の共通点・・・
それは人が集まってくる ことではないでしょうか。

人と人との出会いは、多いにこしたことはありません。

やだ。長くなってすみません!
まとめ に入ります。笑。
今日の写真は、そんな福顔の山口選手ですが、
羨ましいことばかりではないことを証明したいと思います。
写真をご覧下さい!
何だか・・・
笑っているように・・・
嬉しそうに見えません・・・か?

実はこの場面、1度目の手術で縫合をした部分の抜糸を
行なっている瞬間のものです。
現場では「うぎゃ〜ぁぁぁぁ!」という絶叫シーンでもありました。

いつも笑顔で、福顔に見えていても、
真実が伝わり難い時もあるのです。

今日はこの辺で!

2007年7月11日水曜日

お世話になった看護師さん


本日、開幕戦前日の負傷で、ご心配もご迷惑もおかけしました方々へ
「元気になりました!!」葉書をお送りしました。
あの事故から約3ヶ月が経ちますが、今の元気になった山口選手を見ていると
あの時に体験した全ての事柄が、なんだか、夢のように思えます。

私は甘いかもしれませんが、しなくてすむ痛い思いは、
誰にもしてほしくありません。

怪我をした当初は、命の危機から始まって、
愛媛県から自宅のある長野県の病院まで、24時間をかけての移動
(丸山Dr、大変お世話になりました。有り難うございました)、
長野に到着してからは、手術をしてくださる病院を探し続け、
ようやく手術、1ヶ月の入院生活、
骨の固定のために入れてあったピンの除去手術、
本格的なリハビリの開始・・・
本当にいろいろな体験が、そこにはありました。
レース復帰の身体になるまでには、もっと試練があるかもしれません。
へこむことがあても、また立ち上がって、頑張るだけ、です。
(これが、難しい!)

山口選手がいつも言っている
「自分でダメだと思ったら、その時点でもうダメが決まる」
私も何度もその言葉を口に出し、気持ちの整理をつけて、
今日を迎えました。

たくさんの方々に、お手紙、メール、千羽鶴、お守り・・・
温かい応援が、本当に力になりました。
山口選手が復帰をしたら、今度は私どもで、熱いエールを皆さんに
お届けしたいと思います!

画像は、入院時に大変お世話になったTEAMの(ナース)
角さん(ニックネーム)です。
その他のTEAMの方々のお顔・・・見たいですよね!
是非、現在発売中の《月刊モータマガジン》の連載ページを
ご覧下さい!!(←私、宣伝上手!?笑)

2007年7月3日火曜日

楽しさは安全から!


1日に行なった日刊スポーツ新聞社とのお仕事「サイクル教室」は、
今回で3年目、通算10回目となりました。
「安全」や「講習会」と聞くと、なんだかかしこまっていて、
そして「つまらなそう・・・」というイメージはありませんか?

山口孝徳選手のブランドPro Rideの大きな主旨は
「楽しさは安全から!」です。

ルールを知ってそれを守れば誰もが気持ちよくスポーツができます。
特に、道を使って行なうサイクルスポーツは、道路を共有する
自転車/人/車(オートバイ含む)との関係を守らなければ
大事故になりかねません。

誰もが気持ちよく道路を使うために、ルールを学び、
そしてそこから「走る楽しさ」は生まれるのではないでしょうか。
そこにはいつも「安全」も一緒についてきます。

山口孝徳選手のこのPro Rideプロジェクトでは、そんな最初の一歩を
楽しく実践しながら学んでいきます。
子ども達だけでなく、大人の皆さんも是非もう一度、
安全について考えてみませんか?

安全は学ぶもの・・・これも山口選手が大切にしている言葉です。

2007年7月2日月曜日

写真館OPEN



7月1日(日)茨城県ひたちなか市で開催された
「ツール・ド・ジャパン2007 第3戦ひたちなかステージ」にて
今年も山口孝徳選手が特別ゲストとして「サイクル教室」を
開催してきました。

こちらの模様は来月から日刊スポーツ新聞の「キッズクリニック」
毎週日曜日付け家庭宅配版にて、掲載をされます。
どうぞお楽しみになさってください!

上部の写真は、大会プログラムと当日「特別号」として
配布された広告です。さすが日刊スポーツ新聞!
ありがとうございます♪

いつか、山口孝徳選手の活躍が日刊スポーツの一面を
このように大きく、大きく掲載されるますよう、
願うばかりです。

この日は、4月21日の負傷から(約70日目)初めて
公の場に山口選手が登場した記念すべき日になりました。
自転車に触れたのも70日目にして「初」です。

レースへの復帰は10月頃になりそうですが、
皆さんに元気な姿をお届けしていけるよう
今日もリハビリをがんばります!
                Fromマネージャー