山口孝徳選手の復帰戦が無事に終わりました。
11位でゴールです!
欠場をしていたため、ポイントがゼロ=最後尾でのスタートとなり、
どこまで追い上げることができるのか、
そしてまた転倒したらどうしよう・・・
試走中もレース中も、
1周1周、無事を確認しながらのサポートとなりました。
(画像をご覧下さい。これ、スタート前の瞬間なんですが、
最後尾スタートの山口選手の後ろには、誰も、だれも いない のです。
毎回レースサポートでENDLESSのパラソルを持ってくれる なほちゃん。
今回も本当にどうもありがとう!)
この気持ちは私だけでなく、スタッフもそして、わざわざ山口選手に
声援を送るためにご来場をいただいたファンの方々、
自宅から思い続けてくれた方々、
親愛なるTEAMのみんな・・・
全員がほぼ同じ気持ちで、レースを観戦していたに違いありません。
本当に、疲れました。
そして、嬉しかった。スタートもゴールも。
7周回(42キロ)で行なわれたレースは、スタート直後に登りがあり、
その後シングルトラックに入るため、最後尾からのスタートだし、
渋滞して、きっと抜けないはずだ・・・
私はどんな状況も受け入れる心づもりでいましたが、
正直、キツイな、これは。と思ってしまっていました。
が。
山口選手は1周目を終え、2周目に入る頃には40番、3周目30番、
4周目20番・・・5周目15番・・・
と順位を上げ続け、こちらも「もしや・・・!」と期待しました。
ところが、道中でチェーンが外れてしまうなどのトラブルが何度かあり
(最終周回であとひとりを抜いてくれ!!と念ずるものの)
1がたくさんあって縁起がいい!?11位でゴールとなりました。
1レースで60名近くを抜いたわけですから、その意味では
「最多追い抜き賞」!笑
私の数え違いでなければ、80%ルール適用により、この日、
完走したのは13名です。たった13名。
山口選手から聞いた話では、やはり3周目くらいまでは下り坂にかかる度に
開幕戦前日に転倒をしたあの瞬間がフラッシュバックして、
身体が固まってしまったそうです。
身体が不完全な中でのレースですから、再転倒は避けたい。
というより、むしろ、転倒したらもうその場で乗れなくなってしまう。
長い長い1日でありました。
戦うべき相手が自分自身なだけに、怖かったに違いありません。
私は所詮、他人ですから、山口選手本人の気持ちはわかりません。
けれど、あの場にお集りいただいた30人を超えるファンの方、TEAM員、
スタッフのみんな、会場には来られなくとも、各々の場で、
山口選手の復活を信じて、
迎えて、乗り越えて、戦い抜いた今大会は
全員が一丸となって、共に走りきったのです。
みんなで一緒に。
この11位を皆で分かち合いたいと思っています。
メールもお電話もたくさんいただきました。
全部、頭の中に入れました。記憶の中に大事に保管します。
熱いメッセージのそれぞれが、山口選手の背中を押してくださいました。
本当に、本当に、どうもありがとうございました。
(携帯の充電池が途中で切れてしまったので、ご返信もご連絡もまだ
全ての方々にできておりません。ごめんなさい)
今日から、山口孝徳選手は新たなシーズンが始まりました。
来季までのこの半年を、乗り込んで完全復活を果たす!と宣言しています。
今日は簡単なレポートになりますが、3年ぶりに脚が回っていたことを
ご報告をしてブログを終えたいと思います。
たくさんのご声援をありがとうございました。
心の底から御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
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