2007年8月6日月曜日

TEAM Pro Ride 前田公平選手(ジュニア)紹介


昨日(5日)長野県 白馬村にて「全国小中学生MTB大会」が
開催されました。
山口孝徳選手を監督とする 我がTEAM Pro Rideからも
7名のキッズ・ジュニアクラスの選手が出場し、
力走を見せてくれました。

今日からはTEAMの選手紹介を行なっていきます。
レース会場などで彼らに出会った時には、どうぞ温かいご声援を
よろしくお願いいたします。

トップバッターは、見事にぶっちぎり☆の走りで
中学1年生男子の部 優勝 の前田公平選手です。

公平選手は登りが力強く、ひと漕ぎひと漕ぎにパンチがある選手。
下りのセンスの良さからは ゆとり が感じられるほど、で、
僕が高く評価しているジュニア選手のひとり。
ただ、その余裕から、どうも下りで無駄(遊び)が多いので
それを直していけば、かなりの最速ラインを刻めるはず。
まぁ、楽しみながら走れているので、無理には止めませんが・・・笑
今後の成長が本当に楽しみな選手です。
お疲れ様でした。
優勝 おめでとう☆
山口孝徳 監督 談

今大会に向けては、短期合宿を開催したのですが
その間、公平選手はTEAMの最年長者(←このように書くと何だか
本当に『年長者』っぽくなりますね。笑)として、
年下の選手達の面倒をよく見てくれました。
私が一番感動をしたのが、
実は私は昆虫が大の苦手なのですが、
宿泊所にカミキリムシが出現した際、
つい、「私、虫ぎらぁ〜いぃ〜」と言ってしまたのです。

その次の瞬間から(ご想像がつくかと思いますが)
TEAMマネージャーである私の元へたくさんの虫が・・・。
(キッズクラスの選手は まだ子ども ですから
そういった反応を見て楽しむ特徴を持っていますよね。
ですので、私は何とも思っていませんし、子どもが子どもらしく
生きて行くことが困難な現代において、子どもらしい反応に
私は同時に安心もしたりしていました)

そんな騒動の中、公平選手が
「(虫が嫌いって言っているのだから)そーいうことはするな!」
「食事中は虫の話はするな!」
「人が嫌がっていることを(し)続けていると、嫌われるぞ!」
と、ナイスなフォロー(躾)をしてくれたのです。

私の言うことは聴けなくとも、公平選手の発言はTEAMをひきしめ、
年下の選手たちの良きお手本に変わります。
自転車が速く走れる、ただそれだけのポジションなのではなく
人として、優しさも厳しさも、
そして年下の選手達を温かく見守る力量が、公平選手にはあります。

私はすっかり感心しました。

翌日、そういった出来事をご両親にお話しましたら
「家では兄妹ケンカばかりで、そんな面があるなんて・・・驚きです」
とおっしゃていました。が、子ども達は親御さんの知らない場面で
ちゃぁ〜んと立派に成長をしているのです。

私は「親バカ」ならぬ「マネージャーバカ」だと言われていますが、
TEAM Pro Rideのキッズ・ジュニア選手の子ども達は
本当に、ほんとうに、素晴らしい能力と才能をもった選手です。
私は彼らが、このTEAMを必要としなくなるその瞬間まで
「マネージャーバカ」でありたいとも思っています。

人の心をそんな風に その気にさせてしまう 選手はそうはいません。
やっぱり「うちの選手・・・最高!」なのであります。

公平選手、目標の達成、おめでとう!
次の目標が見つかったら、また教えて下さいね。
これからも一緒に走っていきましょう!!
心を込めて。
マネージャーより

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