2008年8月26日火曜日

最後に食べたいもの

私だってゴールド・メダルが欲しい。
いや、人生の中で金色に輝くその勲章は、もらえるものなら
たくさんあった方が、よくありません?
今年はオリンピックもあったし、スポーツを頑張りたい☆私だって!

私が人生で初めて手に入れたゴールド・メダル☆それは、
アメリカはアナハイムにあるディズニーの聖地
「ディズニーハーフマラソン」でいただいた!やった!!

でも、昨年の悲劇は、公式リザルトに私の名前が刻まれなかったこと。
ちなみに、私は途中棄権などはしておらず、ちゃんとゴールまで走った。
(ゴールをするとその場で首にゴールドメダルがかけられる。
これ、重くて有り難さも倍増だった。今でも変色を防ぐために
サランラップでぐるぐる巻いてある)

私は左骨盤から左足全体(指先)まで、ちょっと不自由なので、
地面を蹴ることが出来ない。
歩いたり走ったりは、膝を持ち上げて足を前へ出す感じになる。
なので、10キロを過ぎる頃になると、途端につまずき始める。
筋力が弱いせいもあり、膝を上に上げているつもりが上がっておらず
よって蹴つまずく。
しかも、何もない道路上でも。

昨年も、何度、いえ、何十回もつまずいて、どうやらその時に、
計測チップが外れてしまったらしい。
ゴールをした時には、シューズに留めたはずの計測チップが
なかったのだ。

よって、公式リザルトに私の名前は載らなかった。

悔しかった。ものすごく悔しくてホテルに歩いて戻りながらも
泣けて泣けて仕方がなかった。

(この時、ランナーの姿でゼッケンも付けたままの私がトボトボ歩き、
しかも首にはゴールドメダル。すれ違うディズニーランド行きの方々に
「おめでとう!」などと祝福されて・・・しかもしかも、
私、泣いてるし。悔し泣きなのに・・・)

今年は、ずえったいに公式リザルトに名を残す!残してみせる!!

そんな決意も新たに、私はハタと考えた。
日本の最後の家での食事・・・何が食べたい???

答えは・・・日清焼きそばUFO。
(余談ですけれど、日本が生んだこのカップラーメン文化。
アメリカのセールにたまたま遭遇したからかもしれませんが、
日清のカップヌードルは3個で$1でした。
日本では1個150円くらいしますよね?)

子供の頃から内蔵が悪いのでインスタントラーメンなどは
極力食べさせてもらえなかったし、自分でお金を得てからも
率先して買わないできた。それが、なぜ????

テレビで「お好み焼き&焼きそば」の場面を見たから、でした。
私、単純。
アメリカお土産(話)をお楽しみに!行ってきま〜す☆

2008年8月25日月曜日

私には使いこなせません!

とても便利な100円ショップ。
昔は「100円だからしょうがない」とか「やっぱり100円だ・・・」と
100円ショップの価値を語る時、
よくこんな風な表現をしていませんでしたか?

しかし、今の100円ショップ、品質や品揃えがアップしたし、
そうなると、求めませんか・・・更なる「上」を。

先日、住居から下山して、街に出るとその店舗数が増えていた。
観光客らしい外国人が、カゴいっぱいに、お土産らしい商品を
これでもか!と入れていた。

わかるよ、その気持ち。だって100円だもん♪
私もオーストラリアやアメリカでは「99円ショップ」なるお店に
必ず行く。外国のシールやラッピング用品、ギフトカード・・・
お財布を気にせず買い物が出来るなんて、
こんな素晴らしいことはないもの!

でもな。私、実は、100ショップがコワイのです。
旅行に行く前くらいかな、お店に行くのは。
なぜなら・・・100円ショップが使いこなせない のであります。

今週、ディズニーハーフマラソンのために渡米となりますが
そのために買った「(衣類圧縮用)ジップロック」みたいな商品。
旅行関係ショップで購入すると600円とか、800円とか
それなりのお値段。
でも、100円ショップなら、100えん。
買ってみた。100えん だから。

自宅へ戻り、衣類を入れてみた・・・

やっぱり、口(くち)がうまく閉じない。

何度もやってみた。口を合わせ、手で押すことを。

5回チャレンジして、やめた。
そして私は声に出して言ってやった!←自分自身に。

100円ショップに手を出すなッ・・・涙

追伸
今回も個人旅行のために、やたらと「紙」が多い。
ホテルやシャトルバスの予約証、航空eチケット控え、
ディズニーランドチケット引換券(日本で予約していけば、$50オフ!)、
ディズニーハーフマラソンエントリー控え、などなど。
だから、100円ショップで買った。
これらを入れるビニール製の透明バック
(私は中身が見えないとイヤなタイプ)、しかもミッキーマウスの絵柄を。
結果から言うと、これもハズレ。
スライドさせるチャック部分が、がじってしまい、最後まで閉じられない・・・
もう、いい。気にしません!
   

2008年8月24日日曜日

本日はオイル・デー


人間、我慢にも限界がある。
いくら痩せたいとか、強くなりたいからとか、健康のためとか、
いろんな理由を並べたって、並べたところで、無理だよな・・・
油分カットの食事なんて!!!

この年になり、食事には気をつけないとならなくなった。
これまで以上に。
昨年までは、たしか、今頃はディズニーハーフマラソンと
ホノセンへの出場&完走が最大目標であったため、とにかく
よく歩き・よく走った(走ったのは自転車で、ですけれど。笑)

今年は、というと、2回目の出場だぁしぃ、
コースわかっているしぃ〜、なとど余裕がある。
やばいんだ、こういう時。

そこで食事くらいはしっかり管理を!と、頭を使うことにした。
なるべく1週間あたりの総カロリーをバランスよく、
そして、栄養素のバランスも均等に。
ゲーム感覚で取り組めるこういった栄養素の献立は、嫌いじゃない。
いや、成果が必ず数字(体重や体脂肪などの数値)で現れてくれるので
やりがいはバッチリ☆

でも、もともとお肉系の油分に強い私が、その消費量を減らしてしまうと
精神面のバランスが途端に崩れてしまう。
極端過ぎるが、イライラする自分にもっとイライラするので、
今日は抜け駆けの「オイル・デー」とした。

油分が身体をじわ〜と巡り、落ち着いた。
やっぱり、人間にはオイルが必要だ!
ということで、イライラが落ち着いた私の目の前に
山口孝徳選手はドカン!と置いた。仕事を。たくさん・・・涙

でも、な、悲しいのは、たまった仕事なんかじゃなく、
若い頃はどんなにオイルが身体に入っても
ぜんぜんへっちゃら☆だったのに、今は・・・どうだ・・・
気持ちが・・・悪い・・・ちょっと横になりたい・・・ぐらいだ。
これでは何のための、誰のための「オイル・デー」なのか
わからなくなってしまった。トホホ。

画像は来月の3日で満1歳(人間の年齢でいうと18歳)になる
おいらくん♪  私も健康で長生きせねば。。。

2008年8月23日土曜日

お疲れ様でした

4年に1度のスポーツの祭典「北京オリンピック」。
本日、女子も男子もMTBクロスカントリー競技が行なわれました。
(21日の私のブログでは「女子は22日開催」を掲載をしていましたが
雨のため1日延期になったそうです)
レースの結果は以下の通り(敬称略)

女子 出場者数:30名
1位 ドイツ ザビーネ・シュピッツ
2位 ポーランド マヤ・ウロシュチョフスカ
3位 ロシア イリーナ・カレンチエワ
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
20位 日本 片山梨絵 1周回遅れ

男子 出場者数:50名
1位 フランス ジュリアン・アブサロン
2位 フランス ジャンクリストフ・ブロー
3位 スイス Nino Schurter
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
46位 日本 山本幸平 3周回遅れ

片山選手、山本選手、お疲れ様でした。

で、ここでマネージャー節を失礼します。
(複数の方を敵にまわすかもしれませんが、
そんなことはしったこっちゃありません!
私は自分の意見として、言わせていただきます。ここに!)

両選手の結果を見て・知った後、お願いですから
「なんだ〜、ろくにゴールも出来ていないじゃん!」
などとは、決して、決して、けっして言わないでください。

いいですか、
二人は今日、日本&アジアの代表として北京で走りました。
その権利は、公の代表選考大会で、自らの走りでその座を掴み
しかも両名とも今年の全日本チャンピオンでもあります。

誰にも文句のつけようがない条件で、選ばれて、代表になったわけで
二人が出した結果については、それが不本意な周回遅れであっても
その挑戦の結果は、素直に受けれ入れ、そのファイトを讃えるべきです。
私はそう思います。
だから、今、もし、両選手に対してグタグタと意見を言われるお方は
どうぞその前に、右手を左胸に当てて
「片山選手、山本選手、お疲れ様でした!」とつぶやいてからにして下さい。

きっと心が落ち着いて、もとの素晴らしいあなたに戻っているはずだから。

さぁ、4年後のロンドンオリンピックに向け1460日の挑戦開始!

2008年8月21日木曜日

応援いたしましょう!

北京オリンピックも残すところ3日となりましたね。
22日はMTB日本代表の女子(片山選手)、
23日はMTB日本代表の男子(山本選手)が北京の地で走ります。
日本で行なうレースの場合は、
所属メーカーやTEAMそして本人のためですが、
オリンピックは違います。
公人として走るのです。
みなさん、両名へのご声援をどうか宜しくお願いいたします!

2008年8月20日水曜日

飲めなかったポカリスエット


賞味期限や消費期限。
食べ物やモノにはその「旬」を保証できる時間が決められている。
私はあまりそういった 決めごと には結構 どんかん で
2〜3日程度の超過には目をつぶってきた。いや、気にならない人である。
(しかしこれは身内限定です。念のため)
よって、火を通せば大丈夫!ワッハッハ!!と何でもいただいてきたが
我が家の自称図書館(頭文字D と カペタしかない)の付近に
誇りを被ったポカリスエットが置いてある。

賞味期限は2008年4月16日。

飲む気がしなかった、、、とか、もったいなくて・・・とか、
そんな理由ではなく、勲章であったのだ。私には。

このポカリスエットは、実は父からのプレゼントで、
昨年、初めて臨んだディズニー・ハーフマラソンから帰国し、疲れ果て、
(飛行機が日系のエコノミー席だったので狭いし、いかんせん、
初めての海外スポーツで、しかも一人旅、相当疲れていたらしい。
身体も精神も)長野に戻る前に、実家で寝入ってしまった。

身体は起き上がれないのに、聴力だけはシャンとしていたらしく、
会社から戻った父と出迎えた母の声が玄関方面から聞いてとれた。

ったく、お父さんはえみちゃんに甘いんだから!(と、母)

スーパーの袋のカシャカシャする音と共に、私が横たわっていた枕元に
その袋は置かれた。(ここで、一旦私の記憶が途絶える←再び眠ったらしい)

目が覚めて、その袋の中を見たら、私の好きそうなスナック菓子とチョコ、
パイン味のグミ、そして、このポカリスエットが入っていた。

若い頃、陸上競技に励んでいた父は私のこのある意味、無謀な挑戦に感激し
(テレビなどの影響で)運動したらポカリスエット(や、アミノバイタル!)
と思ったらしい。
お父さん・・・心の底から感動したよ・・・ありがとう。心の全てから。

こんな経緯があり、約1年、このポカリスエットは飲まれることもなく
秋も冬も春も越え、また夏を迎えたワケである。

来週は、2回目の挑戦になるディズニー・ハーフマラソンのために渡米。
トレーニング不足が気になるが、ええぃぃッ!走るのみだ☆
今年、もし、父からまたポカリスエット(アミノバイタル)をもらえたら
今年はいただこうと思う。賞味期限内に。

画像は私の姉にそっくりのTEAM Pro Ride高橋智晃選手のお母さんと!
(お優しくて、おだやかで・・・。年上の女性に失礼かもしれませんが、
一緒にいると癒されるのです。笑い声がこれまた素敵で・・・
写真は私の方からお願いして一緒に撮ってもらいました♪)

2008年8月18日月曜日

サボリ続けた間に その2


ブログをサボリ続けた間に、まぁ、いろいろとあったのですが、
でも、それは生きていれば誰でも大小を問わず
両手に荷物を持って歩いていると思う。
みんなその荷物で手が塞がれているから、それでも、たとえ、
指1本のスペースでも空いているなら、そのスペースを
「差し出す」もしくはその「余裕」を見せてほしいなぁ、と思う。
それが出来る自分でありたい。
だって、自分のことでいっぱい、いっぱいなのは
みんなが同じだから。そう「お互いさま」だもん。(私がお節介である理由)

あ〜あ。でも、な、私もそれがわかっちゃいるが、まるきし余裕なし!で
現在に至る。これがブログをサボリ続けた大きな理由。
長く生きているくせに、まったく、情けない話だ。

そんな心の 行ったり来たり があり、でも、その間、
世界に飛び出したりもした。ベトナムはホーチミンへ!!!

画像はベトナム戦争の舞台にもなったクチ地区に今も保存がされている
クチトンネル。身体の大きな私(や当時のアメリカ人)は、そのトンネルに
身体が・・・入らない!!私はなんとかして入ったものの、自力では
上がる(出る)ことができず、引っ張り上げてもらいようやく脱出が出来た。
ちなみに、私は164cm。縦にはすっぽり入ったが、
横幅が狭く、身動きが出来ない。全く。

私は勉強不足でこのトンネルのことはガイドブックでしか知らなくて
現地に行って驚いた。地下が「ありの巣」のように隈無く有効利用され、
そこを見事に使いこなしている。すごいんだ。地下が。

こやって知恵を絞って、戦ったんだ・・・自分たちの国や民族、家族・・・
誇りを守るために。

そこの見学が終わりに近づいた時、笹で作ったお茶と
タピオカ芋を蒸かした おやつ をいただいた。
目で見た現実と、味で知ることができる現実。
お腹も胸もいっぱいになった。
そして、寄付を納めるだけでなく、何か、何かできないかと考えた。

翌日、市内に繰り出して(格安で行くために市内から遠い場所にホテル有り)
大量に買った!タピオカ芋のスナックを!
(このお菓子は、ジャガビーのようなスティックタイプの芋菓子)
少しでもこの地に、
お金(収入)が入るように。←貧乏人の私が言うのもなんだが。

でも、今回、あまりの「勢い」だったため、
スーパーからホテルに戻るまでの道中、ツラかった。
重さはたいしたことはなかったのだが、いかんせん、スナック菓子のため
袋がかさ張り、両手にスーパーの袋が2つずつ・・・しかもパンパン!!
その姿は、買い出し部隊よろしく!だったに違いない!!笑

そんなこんなで、ベトナムはホーチミンの旅は幕を閉じる。
あっ、皆さんご存知の「中央郵便局」にも
ホーチミンの英雄、ホーおじさんの肖像画が大きく飾られていた。
心友へのエアメールに、ササッとその絵を真似て描いてみたが
似てなくて、郵便局内でひとり笑いが止まらなかった。

この旅で、ホーやエビなどの海産物、フルーツも美味しかったが
私のおススメはお餅を揚げて、砂糖醤油?をからめたライスボール。
えっ、それって何もホーチミンでなくとも・・・
いえ、いえ、本当にこれ、おいしかったんです。機会があったら是非どうぞ☆

2008年8月17日日曜日

うちの一番星☆


昨日、私はクラブチームの監督を勤める山口孝徳に質問をした。
「今年の全国小中学生大会で、一番良い走りができたのは誰ですか?」
(私は総合で秀でた選手・・・優勝をした4名のうちの誰かの名前が
あがるであろう、と想像していた。勝手に。単純に)

江越岳也 選手(本日の画像の選手:中学3年生)

それが監督としての山口孝徳の回答だった。

人生の中で何度か体験する岐路(学校受験)。
彼は今、その時を迎え、ゆえに、自転車の練習が十分に出来ていない。
全国大会は5位でゴールとなったけれど、(彼はとても力のある選手。
だから、
本当は悔しかっただろうし、この結果には満足していないに違いない。
私はきっと本人以上に「受験」というシステムに腹がたっていたし、
悔しがっていた。受験じゃなかったら・・・って)。

でも、ゴールをした時の、彼の満足そうな表情を見ていたら
オリンピックや世界戦で優勝を成し遂げ、インタビュー時に
満足し切った&今の力を出し切った表情を見せるアスリートのようだ・・・
と、私は会場にいるのに、何故か、テレビ画面を見ているような感じだった。

礼儀正しく、TEAMの最年長者として、
年下の選手達へのエールも惜しまない。
ったく、少しはマイナスな面も見せてくれたら、いいのに!
もっと甘えてくれたら、いいのに!
もっとわがままを言ってくれたら、いいのに!
と、「いいのに!」がいっぱい出てくるぐらい、
私は彼の生き方に、人間性に、気付き&や学び、が多い。
(私の方がうんと年寄りなのに、お恥ずかしい)

山口孝徳監督に上記の質問の後に、さらに問いてみた
「なんで江越岳也選手が一番よかったの?」と。

受験勉強のために満足に練習ができなかったであろう、
そんな状態でも、スタートラインに並んだ岳也選手。
それは自分に自信が持てた証拠であり、成長した証でもある。
新たな目標を持って、胸を張ってレースに挑戦することは
素晴らしいこと。簡単なように思えるが、
過去に栄光を勝ち取ったことがある選手にはなおさら、勇気がいる。
しかし、全国大会時の岳也選手は、ライバルうんぬんより、
自分の走りを貫くレース展開には十分な見応えがあった。

そこには、「勝ち負け」というこだわりではなく、
他の選手とは違う目線でレースが出来た ただ一人の選手。
終始フォームも乱れず、おそらく、走行中、ミスがなかったと思う。

来年、進学し、高校生になった時「期待を持たせてくれる」一戦になった。
岳也選手、お疲れ様だったね。山口孝徳監督 談


乗りたい自転車をぐっと我慢し、今、自分がやり遂げなければならない
(受験勉強)をきちんと選択できているからこその走りだったんだね。
普通なら、きっとがむしゃらになって
自分を見失ったりもする。私なんか典型的にそうだもん。
でも、あの日の岳也選手はちがう。
ちゃんと自分がわかっているからこそ、優雅に走れていたのだ。

江越岳也選手、本当にお疲れ様でした。
カッコいいだけでなく、この若さでしっかりと
地に足がついた選択が出来るあなたを私は誇りに思う。
本当にありがとう。

それにしても・・・なんと さわやかで、カッコいいのだろうか・・・
山口選手、少しは彼を見習ってみませぬか。。。

2008年8月15日金曜日

サボリ続けたあいだに


私がこのブログをサボリ続けた!間、何をしていたかと言いますと。
ハワイ島のコナマラソンのハーフ(21Km)の部にエントリーし
走っていたりしました。
画像は今年のミス・コナコーヒーの女性との記念写真になります。
(ちゃぁ〜んとTEAMジャージで出場しました☆
白やパステルカラーなどの薄めのカラー《ウエアー》の
ランナーに混ざると本当に目立っています。うちのジャージ☆)

私はマジメで黙々とトレーニングを積める日本人ランナーとは違い、
いえ、大きく違い(笑)完走することが目的であったし、
何より、異国の地で、しかもスポーツしちゃうこと、それも走るッ!ことが
私の人生をより豊かにするに違いない!そう、ちがいないッ!!と
勝手に思い込み(←ほんと、おめでたいこの性格)、
格安チケット・ホテルを予約し、ひとり日本を飛び立った。

私は日本国内でのマラソン大会にはエントリーをしない、と決めている。
以前、ビリで走り続けて、陸連(?)関係者のスタッフに、
あまりの遅さにご迷惑をおかけした経験があるからだ。あの時、
折り返し地点で「回収バス」に乗せられ、結果リタイヤであったのだが、
待っても待っても戻ってこない私を心配し、
山口孝徳はMTBでコース脇を必死に走り、私を探してくれていたそうだ。

でも、彼の心配をよそに、足以外は元気な私。
私の他に回収バスに乗っている他の選手の方々とお互いの健闘を讃えあい、
のんきに笑い話で、盛り上がっていた。

スタート地点に向かう(戻る)バス。
私が倒れているのでは、と必死にペダルを回す山口孝徳。
ちょうどその時、私を乗せた回収バスとのすれ違いざまに、目が合った。
そう、私は堂々と一番前の座席に座っていたのだ。
私をやっと見つけたと思ったら、私はバスに乗っていて、
しかも大口開けて大爆笑中。
口をぽかんと開けたままの、あの時の山口孝徳の顔ったら・・・ぷぷぷ。
(ご心配をおかけしている身でこの表現!すみません)

そんな経験があって、
私はその瞬間やイベントを楽しむためにエントリーする方が多く?、
そして、そんな私のような者をも受け入れてくれる
アメリカのマラソン大会以外は走らないと決めたのだ。

やだ、前置きが長くなってしまいました。

ハワイ州の中でホノルルのあるマウイ島はもう皆さんご存知でしょうが
大自然が本当にたくさん残り、思いっきりローカル色を楽しめるハワイ島
(ビック・アイランド)は私をさらにハワイ州好きに変えてくれました。

しかも、21kmを走るための渡米・・・。
遊び半分というか、お祭り気分だけでは到底ゴールは難しい。
でも、(本人は元気なのに)足を痛そうに走る私に対し、沿道の声援は
いつも明るく、前向きで、優しかった。

殆どビリに近い私に「グッド ジョブ!」と言い続けてくださって、
あと残り3マイル付近のスタッフからは、私の大好きな・・・・
アメリカン☆ウィンク までしていただいた!!!

このマラソン大会のことはまた日を改めて、綴りたい。
いえ、綴らせてほしい。
だって、今回も、本当にたくさんの幸運(出会いと出来事)があったので。

そんなに伝えたいことがあるのなら、何故、ブログをサボる・・・
そんなことは言わないでくださいましっ。

2008年8月14日木曜日

頑張れ!TEAM にっぽん☆


オリンピックを連日観ていて、改めて私は思うことがある。
オリンピックの「すごいところ」それは、
異種競技が一斉にその地で開催され、
しかも公人として国や民の期待を背負い・・・
結果を出す(残す)。
そのためのベストを選手とスタッフがTEAMとして、
しかも見る側をも巻き込み、目標に向かって進み、挑む・・・
オリンピックは、すごい。

私は大の野球好きで、子供の頃は王選手のファンだった。
言うまでもなく巨人ファンで、王選手の引退と共に
阪神タイガースファンになった。
(私の父親が阪神ファンで、子供ながらに「伝統の一戦=巨人×阪神戦」
が開催される度、父とライバルになるのがイヤだったし、
巨人が勝ってしまうと、なんだか申し訳なく思えて、
純粋に勝利を喜べない・・・そんな自分がイヤだったのだ)

今、我が家には昨日のブログにも登場をした遠藤弘樹氏が
合宿中。ヘルメットも自転車もジャージ(当たり前だが)も
全ておそろい!

実は彼自身も野球少年で、各選手データーも完璧にインプットされている。
今日の「TEAM JAPAN×チャイニーズ台北」戦も一緒に観た。
遠藤氏の解説付きで!
私はすっかり自転車関係者になってしまったので!?、
久しぶりの野球ネタは心底楽しめた。

なのに、な。

彼の話の最後は、野球ではなく、自転車だった。

彼は自転車選手の情報もかなり深く、沢山持っているし、
(私や山口選手は他の選手の情報に疎い。おそろしいほどに)
東京の地で自転車に乗り始め、現在、山に囲まれた地に住む彼は

「東京を離れて、今、山に自転車乗りに行けて最高っす!」

ええええッ。あなたいつからそんなに自転車人になったの!!!

テレビ画面でTEAM JAPANの観戦をしながら、
野球少年だった彼をここまで変えてしまった自転車と
様々な競技をテレビで見て、スポーツの種類の多さと
その数だけ、情熱と心身をそそぎ、全力で挑む選手達の姿に
心の底から がむばって!と握りこぶしを作る私である。

私だってTEAM JAPANだから。
あ〜、寝不足だ・・・。

2008年8月13日水曜日

W・ダブル


こんなに夏って暑かったけっ?というくらい、毎日暑い。
あまりの暑さに、ついつい、私はイライラしたり
不機嫌になったりしてしまいますが
今年の夏は暑いだけでは終わらないので、ありがたい。

8月3日の全国小中学生MTB大会の前日に、
ユース・クロスカントリー競技も開催されました。
我がTEAM Pro Rideからは、沢田 時選手が参戦。
圧倒的な速さで優勝を飾ったのですが、翌日の中学3年生の部でも
彼は見事な走りっぷりで ダブル優勝 を果たしました。

その大会後、山口孝徳監督と共に個人合宿を実施。
画像はトレーニングに出かける前の模様です。

サングラスをかけているので、わかり難いかもしれませんが・・・
沢田選手と山口孝徳監督・・・似ていませんか?
合宿終了日にお迎えに来てくださった沢田選手のお母さんとお姉さんも
山口孝徳監督に・・・なんとなく・・・似ている!?
(勝手にすみません!)

実は、オフィシャルチームの監督の荒瀬氏と山口孝徳が一緒にいると
親子?ですか??、とよく聞かれ、
同じくオフィシャルチームのスタッフ件選手の遠藤弘樹氏と山口孝徳が
一緒にいると、兄弟ですか?、とよく間違われました。(今も!)

ご本人方にはご迷惑かと察しますが、
このダブル現象を私はとてもおもしろく&愛おしく眺めています。
なんか、繋がっているみたいで嬉しいから。
(昔、山口孝徳選手はボクシングの世界チャンピオン
畑山隆則氏に似ている!と言われていました☆
タレント名鑑の畑山氏のお顔が・・・そっくり!!キャッ☆)

2008年8月12日火曜日

個人合宿と計量カップ


全国大会の前後を挟み、中学生の希望者を対象とした個人合宿を
開催しました。
画像は画面左側から、前田公平選手、山口孝徳監督、横山航太選手です。

料理が苦手な私です。が、いかんせん、大事な大会を控えておりますし
レースを行なっている間の食事は、本来の食事の目的プラス、
「筋肉や心身のために」という要素を意識して食べることを
(山口孝徳選手は)しているので、私も数少ないレパートリーを組み立て直し
毎日3食を作り続けました。
私にとっても、この期間は「合宿」であったわけです。

そんな私の必死さをくんでか、「おいしい!」という言葉と共に
何でもパクパク食べてくれた両選手に感謝しています。
お世辞とわかっていても、嬉しかった☆
トレーニングを終えて、疲れて帰ってきたのに、あのようなおもてなししか
できず、すみませんでした。

でーも。

合宿の最初に、私は言った。
言い難いからこそ、最初に言った。言ったよね、ネッ、ねっ!
私は料理が苦手なので、この件、期待しないでね。って。

その通りなのが、情けないけれど、唯一自身をもって作れる「餃子」も
最近、失敗が続き、自信を無くしていた。
無言で食べ続けてくれた姿を、ご都合主義よろしく!で、解釈をして
私は受け取ったけれど、どうやっても決して同じ味が出ないのが残念だ。

私は大ざっぱなO型なので、計量カップやスプーンが効率よく使えない。
よって、お醤油などは時にドボッと出てしまうし
塩やコショウなども、ウッ・わあぁぁぁという言葉と共に
どっさりと・・・入ってしまう。

あ〜あ。この年になっても永遠のライバル?計量カップが使えない。
明日からまたお客様を迎える。
ど・ど・どうしよう・・・何を作ればいいんだろう・・・汗
どなたか、私でもマスター可能なレシピをご伝授ください。
宜しくお願いします←心の底から!
前田公平選手、横山航太選手、お疲れ様でした。

2008年8月9日土曜日

08年全国小中学生MTB大会


今年の全国小中学生MTB大会の参加者数は約290名であったと
白馬観光協会から教えていただきました。

今年はマクドナルドからの応援もあり、なんと!ドナルドが登場☆
(私はコース脇で応援をしていたのですが、ドナルドに声をかけられ、
驚きのあまり声が出ませんでした。ドナルドってしゃべってくれるのですね)

大会当日は天候にも恵まれ、いえ、恵まれ過ぎて非常に暑くて、暑くて
私は熱中症などに大事な選手達がなりはしないかと、ハラハラしました。
特にレース中は集中し過ぎるあまり、ついつい水分補給を忘れてしまいがち。
私は駆けぬける選手達に「ドリンク飲んで!!」と叫び続けました。
(その表情がとても怖かった!と後で、ある選手から感想を聞かされました。
ベストを目指すあまり、私も力が入っていたみたい。
ごめんね、恐い顔で・・・笑)

大会結果の方は、おかげ様で、それぞれの選手達が納得のできる結果を
得る走りができたようです。最後まであきらめず、前を追い続けたその背中に
私は自分では止めることができない涙をポロポロ流しました。
選手のみなさん、本当に一生懸命な姿を、がんばりを、ありがとう!
心の底から伝えたい。
ほんとに、ほんとにありがとう。お疲れ様でした。

また、たった一人だけ上がることが出来る表彰台の真ん中に、
TEAM Pro Rideからは4名の選手が上がりました。
中学3年生の部:沢田 時 選手
中学2年生の部:前田公平 選手
中学1年生の部:横山航太 選手
小学6年生の部:二村航平 選手
おめでとう。よくがんばったね☆

優勝が全てではありません。けれど、走り出す瞬間に、
自分のベストや優勝を目指さない選手はいないでしょう。
そして、優勝をすることが難しいことも、
私は山口孝徳選手の姿からよく理解しているつもりです。

私はうちのTEAMの選手達を、あまり「子ども」として見てはいません。
あくまで「選手」として捉えることが多いのです。
(レース会場を離れたら別ですけれども)
優勝をして喜んで終わりにするのではなく、
どうしても、キツイ見方になってしまうのですが、

じゃぁ、この優勝(がんばり)を次の走りにどう活かしていく?

などと、厳しい面も期待してしまいます。
(私、ほんとに「鬼・オニ・おに」だわ!ごめん、みんな・・・)

また、この大会のおかげで、私は改めてTEAMって素晴らしい、
と感想をもちました。
よく、山口孝徳監督が、自分のことだけしか考えられない選手は
勝つことはできても、その先がない。
と、私はよく聞かされてきました。

MTB競技は、決して個人競技ではありません。
保護者の方や、自分の走りを支えてくれるスタッフ、サポーター、
スポンサー、そして、大切なファンのみなさんの存在。
自分だけで走り出せると思ったら、それは大きな間違い。

信頼関係のもとに成り立ったTEAMや仲間がいてくれるからこそ
その優勝や頑張りはみんなの大きな喜びにつながります。

私が最も印象的に心に残っているのは、
全国大会で優勝を飾り、また、力走を続ける仲間の走りを目にする度に
TEAM内で、会場のあちらこちらで「やったぁ!」という歓声が
あがっていたこと。
いいな、TEAMって!

最後に。この大会を運営してくださった全ての関係各位に
心から御礼を申し上げます。ご準備など大変なご苦労であったと
想像します。本当にお世話になり、ありがとうございました。

来年もTEAM Pro Rideの子ども達へのご声援をどうか宜しくお願いします!
みんな、本当にどうもありがとう!!

2008年8月8日金曜日

08年 TEAM合宿


今日までブログをさぼり続け、申し訳ありませんでした。
何もなかったかのように綴り出しますが、お許し下さい、ね☆
(☆マークをつけてしまうと反省の色が薄い気がしますけれども
本人は しっかり と、反省をしています。
このブログを楽しみにしてくださっている皆さん、本当にごめんなさい)

さて、今年も長野県白馬村にて、全国小中学生MTB大会
(子ども達の全日本)が開催されました。
今年も山口孝徳選手は がんばる子ども達 の応援のため、そして、
監督を務めるTEAM Pro Rideの選手たちのサポートのため参上しました。

昨年からこの大会の直前に、TEAM合宿を開催しています。
今日はその模様をお伝えします。

そもそもこのTEAMは「勝つため」だけのTEAMではありません。
MTBを楽しく&仲間を大切に!を柱に作られたTEAMです。
もちろん、その中には、各々が設定した目標の達成に向け
「頑張ることを・・・続ける」を大事にしながら成り立っています。
そうしたいと思っています。

ですので、合宿といっても、スパルタ的なことはしません。
みんなでお昼の おにぎり を作ったり、夜は花火大会・・・
(差し入れの すいか や アイス、バームクーヘン、ゆで卵、
ありがとうございました!)
TEAMという大きな家族として、時間を共に過ごします。

私は個人的になりますが、TEAMとは、それぞれの力が集まり結束することで
大きな力が発生し、頑張ることに、更に意味が持て、価値が深まる、と
信じています。だからTEAM Pro Rideで結ばれたこのご縁があるからこそ
この全国大会の直前合宿で、もっと盛り上がって大会を皆で迎えたい!
と思っています。

とは言っても、山口孝徳監督と私の二名だけでのサポートは
万全の体制とは言えず、お宿でお世話になったヒュッテニポポさん、
TEAMの保護者の皆さんのお力添えがあって、ようやく成り立った次第です。
改めて、感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

うちのTEAMの子ども達の素晴らしいところは、年上の選手がちゃんと、
しっかりと年下の選手達の面倒までみてくれることです。
私が同じ年齢だった頃なんて、自分のことだけで精一杯だったし、
年下の子ども達にこんなに優しくなれなかったと振り返ります。
ほんと、恥ずかしい。

合宿に参加された皆さん、お疲れ様でした。
完璧なサポートができず、ごめんね。
元気な笑い声や、あの笑顔が、私のこの夏をさらに幸せにしてくれました。
ありがとう!