2008年5月1日木曜日

天国への旅立ち

昨晩、私がその御心に甘えてばかりいた猫のレオちゃん(享年18歳)が
天国へ旅立ちました。
誤解を恐れずに本音を言うと、実は、私、ネコが苦手でした。
特に理由はありませんけれど、いえ、特別な理由がないからこそ
私は苦手なネコを長い間、好きになれなかったのかもしれません。
理由がないのですから、対処ができませんものね・・・

そんな私が
レオちゃんに出会って、ネコが好きになりました。
彼は私にとっては特別なネコでした。
ネコなのに、まるで人間のお父さんみたいな存在感。
こんな私にだって優しかった。
動物達は直感でよく感じるといいますよね。
この人は自分を好きでいてくれるのか、どうか、
この身を託しても大丈夫か、どうか、を。

レオちゃんは、私がネコが苦手なことを感じ取っていたはずなのに
そんな私をも受けいれてくれました。
大丈夫。大丈夫。って。

レオちゃんに、これまで何度も何度も悩みや、苦しいことを
愚痴らせてもらって、私は助けてもらってばかりで、
いったい彼に何が出来ていたんだろうか、と、
ありがとうを伝える前に、私は彼に謝ってばかりでした。
彼を保護しなければならないはずのニンゲンの私が
彼に保護されていたのですから、このご恩を忘れようにも忘れられません。

今は、レオちゃんが先に出掛けた天国に
お世話になりました、ありがとうございました、と手を合わせています。
レオちゃん、私と出会ってくれてありがとう。
安らかにお眠り下さい。ほんとうに、ほんとうにありがとう。

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