2008年3月4日火曜日

三十路からのススメ

こんな私の《ひとりごと》のようなブログに
アクセスしていただき、本当にありがとうございます。
昨日「動物関連の試験を受けてきました」と書きましたら
多くの反響があり、驚くやら嬉しいやら恥ずかしいやら、でおります。
私にとって「伝える」ということはとても尊いことでして、
なぜなら、「伝えないと伝わらない」から、であります。
これからも私にとっての「伝えたいこと」を書き綴っていきますので
お時間のある時にはどうぞ宜しくお願いします。

さて、今日は日曜日の受験会場での ひとコマ を綴ります。

学校を卒業してからは、あまり「試験」というものと疎遠になりますよね。
でも、人生への刺激と言いますか、何かスパイスがないと、
楽しくないんじゃないかな、と考える私はたま〜に、たま〜に
試験というものにチャレンジをします。
国家資格の部類ならカッコいいのですが、私の場合は趣味の延長であったり
自分の知識量を試すために受験をする場合が多いです。
そうです、自己満足。笑

私は「遅刻」が苦手な性分で、遅刻をするなら「欠席」を選択する人間です。
よって、この日も試験開始1時間前には会場に到着をしていました。
公認テキストで最後の確認をしていた時、
「あの〜その本、皆さん持っていますけど、どこで売っているんですか?」と
私の母のような年齢の女性に声をかけられました。その方は、
そのテキストの存在も知らず、動物辞典などで学習を重ねてきたそうです。
本当にご立派です。
しかし、公認テキスト・・・こうにんテキスト・・・
公認なるものがあるのなら試験開始前ですし、不安になったり、
焦る気持ちに見舞われるのも当然です。
「よろしかったらパラパラとご覧になりますか?」と私が本を差し出すと
「あら、いいの?ちょっとごめんなさいね」と受け取ってくださいました。
しかし、5分もしないうちにテキストは戻されました。
「今更見てもドキドキが増すばっかりで」
「わかります。ええ、わかります。
でも、大丈夫ですよ。貴方なら大丈夫です」
「そうね、問われたことを考えてみるわ」
「そうですとも!たとえ答えがわかんなくっても
命までもっていかれませんから!」と私はアメリカンウィンクを添えました。
その女性と笑い合い、互いの健闘を祈って別々の教室へ移動となりました。

もう二度と会うことはないかもしれないけれど
約1億2千万人の日本人の中で、こうして出会えたことに
「宝くじに当たるより、すごい確立だわ☆」と感動したりしていました。

試験は思ったより問題数が多くて焦りましたが
なんとか全問クリアー。今回落ちてもまた秋に受け直そう!と
学生の時よりも、うんと気楽に受験をすることが出来ました。

最近思うのですが、若いときは勉強よりも興味があることや
いろんな誘惑の方がたくさんあって「勉強どころじゃない!」けれど
こうして三十路を過ぎると、物欲もなくなり(薄くなり)、
精神的にも余裕をもって勉強ができる!と
私も三十路を過ぎて知りました。
今、(自分の興味があること限定!?ですが)勉強が楽しいのです。

さぁ、次の試験を目指して私はまた頑張りたいと思っています。
そ・そ・その前に、ハーフマラソンのトレーニングも開始をせねば・・・
あっ、まず、足を治さないと・・・前途多難!?笑

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