2007年8月30日木曜日

TEAM Pro Ride 早川裕紀選手(キッズ)紹介


8月は4週間にわたり日刊スポーツ新聞の誌面にて
山口選手の「キッズクリニック」(自転車の安全&乗り方講習会)が
掲載されました。
特に、山口選手の子ども時代の話や自転車との出会いを綴った
第1回目(8月5日)は、とてもおもしろかった!と
大好評でした☆
この場をお借りして、日刊スポーツ新聞の飯塚誠記者に
心から感謝いたします。
お世話になり、どうもありがとうございました。

さて、今日はTEAM Pro Ride 早川裕紀選手をご紹介いたします。

裕紀選手は、我がTEAMのムードメーカー的な存在。
周りを盛り上げるサービス精神がとても魅力的な選手。
僕も「楽しいこと」が大好きなので、彼とはとても気が合うし、
その存在がレース前のピリピリした緊張感を和ませてくれる。

でも、僕は知っているんだよね。
自然に周りの空気を察して、盛り上げてくれる人に限って
本当は一番ドキドキしているってことを。
若干小学4年生で、そういった気配りができる選手なので
この部分も競技生活の中でも大事にしてもらいたいと思う。
いくら優秀な選手でも、最後は、やはり人間性が
たくさんの人を引き付けるからね。

選手としては、少々頑固な面も持っていて
僕がいくらブレーキや変速のやり方を教えても
自分流の操作をしたがる。せっかくの持っている力を
存分に回せていないようにも感じています。

自分の意志を貫く頑固な面も選手として大切な部分だけれど
僕からのリクエストとしては、同じTEAM員や大人のアドバイスを
しっかりと自分のものにできるよう、
柔軟な「聞く耳」も必要なことを忘れないで下さい。
力のある選手なだけに、今後に期待を寄せている選手です。

鈴鹿の耐久ではTEAM員のサポートをどうもありがとう。
自分以外の人にも一生懸命になれる裕紀選手を
僕は誇りに思っているよ。

これからも一緒に走っていこうな!!

TEAM Pro Ride 監督 山口孝徳


彼は、小中学生MTB大会の直前にTEAMに加入をしてくれました。
よって、山口選手とは以前から面識があったのですが、
私はTEAM合宿の時に初めてお会いしました。
どんな選手なんだろう・・・とドキドキ。

そんな中、駐車場から黄色のMTBに乗って、ニコニコしながら
裕紀選手は登場しました。
第一声が「こんにちはー☆」。
その笑顔に、私は吸い込まれる思いでした。

私の中では、子どもであっても大人であっても
「ありがとう」
「いただきます」
「ごちそうさま」
「ごめんなさい」
が素直に言える人を心から尊敬しているし、信頼できる人だ!と
思っています。なので、裕紀選手に(ご挨拶を)先を越されてしまい
驚きと同時に、とても嬉しい気持ちでいっぱいでした。
私はすっかり裕紀選手のファンになりました。

レース前日にTEAMメイトが転倒してしまった時に
真っ先に自転車で駆けつけてくれ、私の「○○さんを呼んで来て!」とか
「○○を持って来て!」というリクエストにも「はい!」と
素早く対応をしてくれて、どんなに助かったことか知れません。

(皆さんご存知だと思いますが、負傷した時というのは、
その時の最初の処置が、予後を、怪我の状態を大きく左右します。
一刻を争うのです。
特に子ども達の骨は軟らかい分、判断が難しい、と言われています)

自分だってレース前で、心の中が いっぱい いっぱい でしょうに
TEAMメイトへの心遣いには、私の方が感心させられました。
私なら、自分のことで手いっぱいで、余裕がなくなって
周りを見るゆとりすら、持ち合わせることができないはずです。
これではどちらが大人で、どちらが子どもなのか・・・
恥ずかしい。反省。

私が子どもだった頃と違って(当たり前ですけれども)、
今の子ども達は、子ども時代にちゃんと「子どもを満喫」することが
困難なように思います。
けれど、私は思うのです。
子ども時代には、少々ハメをはずしたって、子どもらしく
楽しく元気いっぱいに生きちゃってほしい!と。

合宿の時に、みんなで花火をしました。
嬉しそうに、楽しそうに花火をする裕紀選手の横顔が
今も私の心に焼き付いています。
久しぶりに見たのです。
100点満点の笑顔を。

私は忘れていたもんな〜。
楽しくて、おもしろくて、わぁ〜い♪という気持ち。
いかん、いかん。

いつも大切なことを気づかせてくれる裕紀選手。
どうか、これからもその真っすぐな心で
自転車を思いっきり楽しんでください。
いつか、一緒に走れると嬉しいです♬

(私が練習をたくさんして強くならないと、
ついていけない or 追いつかない んだけれどね・・・涙)
これからもどうぞよろしくね☆
いつもありがとう!

心を込めて
マネージャーより

2007年8月26日日曜日

TEAM Pro Ride 宮澤祐樹選手(キッズ)紹介


残暑厳しい日本列島ですが、私どもが住む地はすっかり
涼しくなりました。朝晩は少し寒いくらいです。
暑くて、でも、嬉しいことがたくさんあった8月も
残り2日となりました。

今月はなんと言ってもTEAM Pro Rideのキッズ・ジュニアの
選手達が、各方面のレースで力走を届けてくれたことが
一番嬉しかった。

我がチームは「勝つこと」だけに重きを置いてはいません。
それぞれの目標の達成を応援するのがTEAMであって、
その目標はいろいろあっていいではないですか!

昨日まで、ぜんぜん知らなかった者同士が、
TEAMという絆で結ばれ、協力をしながら頑張り続ける・・・
走り続けることを応援し合うこと、
誰かのファイトが誰かの力になる・・・
そこに「TEAMの力」が生まれるのです。

こんな時代ですから、TEAMという新しい出会い、家族を
大切にしていきたいと思っています。
TEAM Pro Rideの皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします!

さて、今日は、キッズクラスの宮澤祐樹選手をご紹介します。

XCジャンパー宮澤祐樹・・・
彼は、好奇心という名の研究熱心な我がTEAMきっての
「戦略型ライダー」であると言っても過言でありません。

その知識量は半端な数ではなく、
この競技を十数年続けている僕とも対等に議論がかわせます。
彼の「どんな知識をも吸収して、走りにつなげたい!」という姿勢が
彼が、小学5年生であることを忘れさせてしまう程です。

成長過程ゆえ、その知識量と走るバランスをとることが
大変難しい状況下ではあるけれど、彼なら、そのバランスを
上手くとり走っていけると、僕は確信しています。

リクエストとしては、やはり、その知識を生かすためにも
(XCライダーとしてやっていくのであれば)ジャンプもいいけれど
もう少し走る練習量を増やしていってほしいと思っています。
トレーニングを積まなければ、XCライダーとしての成長はありません。

無敵なライダーになるためにも、自分の知識を試す意味でも、
さらに「深い走り」を追求していってください。
彼はどんどんその実力が伸びていくと、僕は期待しています。

将来、僕の方が、祐樹選手からメカニック的なアドバイス
をもらう日がくると思う。その時はどうぞよろしく!
これからも一緒に走っていこう!

TEAM Pro Ride 監督 山口孝徳


祐樹選手とは、この夏の大会の前に、同じTEAM員でもある方がお務めの
某サイクルショップで再会をしていました。
(その時はまだ、山口選手、
負傷した右腕を固定装置で首からつっていた時期です)

山口選手と祐樹選手は、自転車の部品やら何やらを
ミーティングしていたようなのですが、
私は一緒に来ていた彼のお母さんからとても感動的なお話を
伺っていました。

山口選手の肩の手術をした日、
祐樹選手はお仏壇に手を合わせていました。
お母さんは「何しているの?」と聞いたら
「今日は山口選手の手術の日だから・・・」。

私や山口選手が知らない場所、時間の中で
その小さな手を、山口選手の手術の成功を願って
手を合わせてくれた祐樹選手。
その優しい気持ちに、胸がいっぱいになりました。

そして、自分のお小遣いで再会の日のために、と
とてもおいしいクッキーを山口選手にお土産に
プレゼントをしてくれました。

本当にどうもありがとう!

祐樹選手は頭の回転がとても早い選手ですので
山口監督も言っているように、きっと、路面の状態や
コースの様子、自分の身体やその力量(バランス)とをしっかりと
データー分析をして、レースに臨める頭脳的な選手になるのでは!
と私もその将来をとても期待しています。

私には全くわからない、いえ、わからん!自転車の世界を
見事に語れる祐樹選手。
今度、是非、私にも自転車のこと、いろいろと教えてくださいね。

祐樹選手をはじめ、我がTEAMの選手達は、
どうしてこうも人間性を含めた「あらゆる点において優れている!」のか
私は自分が恥ずかしくなる思いです。

こんなマネージャーではありますが、これからも
祐樹選手を心から応援していますので
自分の目標に向かって、走り続けていってください。

もーし。

私に何かサポートを依頼したいことがあれば、何なりと、
なんなりとリクエストしてくださいね☆
がんばる祐樹選手のために何かできやしないかと日夜
考えています。(即戦力にならずに、ごめんね・・・涙)

この夏の素敵な時間を共有できたことに、感謝しています。
9月からの学校生活もファイト☆です。
いつも本当にどうもありがとう!!

心を込めて。
マネージャーより

2007年8月25日土曜日

自転車名人 表彰式



8月23日東京は日比谷グリーンセンターにて行なわれた
第2回自転車名人 表彰式に参列してきました。
受賞されたのは、俳優の鶴見辰吾さんです。


受賞された理由は
1、各メディアにて自転車の様々な有効性を熱心に推奨され
2、奥様と共に自転車を楽しまれている

ということでした。
以前、月刊サイクルスポーツ誌で見た私の記憶が正しければ
奥様と共に参加された「佐渡ライド」で、
鶴見さんが奥様の背中を押しながら、一緒に走られている場面が
とても印象深く心に残っていました。

いいな・・・
山口選手なら、きっと私を見捨てて走り去ることでしょう・・・

いえ、そうじゃない。

山口選手のサポートの申し出を断って、ひとりヘロヘロになりながら
ゴールを目指すんだろうな・・・
負けず嫌いなこの性格&自分自身とすぐに勝負をしたがるこの生き方が
きっと、許さないハズなのだ。あ〜あ〜。

それにしても、鶴見さんの奥様。
お綺麗でした。
芸能情報に疎いので恐縮ですが、モデルさん?女優さん??
バービー人形のようなスタイル☆に、お顔立ち☆
なぁ・のぉ・にぃ!!
しっかりと「レーパン焼け」されていらっしゃいました☆
本当に、自転車、鶴見さんとご一緒に楽しんでいらっしゃるのですね。
TEAMジャージも、アーガイル調のピンク・グレー・ホワイトの
デザインが素敵でした。
お怪我をなさいませんよう、これからも走り続けてくださいませ。

こちらの模様は、月刊ファンライド、月刊バイシクルクラブ、
月刊サイクルスポーツ、等、各誌で掲載されるようですので
どうぞお楽しみになさってください♪

式典が終了してから、私はある衝撃を受けました。
な・な・なんと!
鶴見さんと山口選手の「靴」が同じだったのです。色も。
靴(プーマ)・・・この世に何万足とあるでしょうに・・・
偶然と言えども、ビックリしました。

また、私が長年、ずっと会いたいと思っていたお方にも
ようやくこの式典会場で面会ができました!
月刊サイクルスポーツ誌 元編集長の宮内 忍さんです。
(お会いしたい!と思ってからちょうど10年。
願いが叶いました。一緒にお写真をお願いしたかったのですが、
気持ちが あわあわあわ・・・となってしまい、言葉が出ません。
あちゃ〜です)

とにかく、嬉しいことがいっぱいの一日となりました。
私にとりましては、久しぶりの東京の「夏」を体験。
以前勤めていた会社の前を通って、大好きな皇居を横目に
式典会場へ向かいました。

「自転車名人」を受賞した鶴見さんは、今年になってから
4キロも体重が落ちたそうです。
私は自転車に乗る→ご飯がおいしい→食べ過ぎる
で、なかなか体重が減りませんが、来月はちょっと
「スポーツを頑張ろう月間!」と名付け、挑戦が続きますので
せめて2キロは減ってほしいと願っています。

まだまだ残暑が厳しい日本列島。
どうぞお身体・お心と大切になさってくださいね♬
 

2007年8月22日水曜日

TEAM Pro Ride 二村航平選手(キッズ)紹介



今日は夏の甲子園の決勝戦が甲子園で開催されます。
私は大の野球好き!
中学生の頃はソフトボール部でした(いつもベンチでしたが)。

佐賀県出身の山口選手にとって、佐賀北高校の決勝戦進出、
そして初Vになるか!!というニュースを見て
「僕も地域の少年野球に参加していたけれど、
当時はピッチャーで4番。太っていたからボールにスピードがあったし、
パワーがある分、当たるとホームランだったんだよね」
と思い出を語ってくれました。
佐賀北そして広陵高校!
応援しています☆がんばって下さい!!

さて、今日は、TEAM Pro Rideの二村航平選手をご紹介します。

登りも下りも堅実な走りが彼の持ち味。
決して派手ではないが、着実な走りに好感を持ちます。
登りも下りもこの調子で、どんどん磨きをかけていけば
将来がとても楽しみな選手。
でも、一生懸命なあまり、練習のし過ぎ・・・
オーバートレーニングにならないように気をつけて下さい、ね。

航平選手の ひたむき な自転車への取り組みや姿勢は
子どもの頃の自分と重なります(一緒にしてごめん!)。

僕の場合は、楽しさが、次第に
速く走りたい!に変わって、とことん練習に打ち込んで、
「今」があります。

他の人に「山口は練習のし過ぎ」と言われたこともあったけれど
強くなりたいなら、練習するしか術はない、と
僕は今でもそう考えているし、この信条を大切にしています。

大人になってわかったことは、休養もトレーニングのひとつ、
ということ。
たくさん練習して、たくさん休んで、もりもりご飯を食べて、
そして勉強も!ね☆
これからもよろしく!
全国大会では優勝おめでとう!!

山口孝徳 監督 談


我がTEAM Pro Rideには、笑顔の素敵な選手が多いのですが、
私、マネージャーが個人的に「スマイル王子」を任命しているのが
二村航平選手です。
彼の笑顔を見ていると、自分自身を素直に反省できるような
穏やかな気持ちになれます。
あんなキラキラ笑顔、私、いつまで出来ていたんだろう・・・涙

どんなことにも一生懸命に取り組む選手ゆえ
自分自身を追い込み過ぎやしないか、と心配もしています。
子どものうちは、手を抜かず、ガンガン突き進んでほしい、
と願う一方で
その素直な心(タンス)の整理、が出来るようになるといいなぁ〜と
マネージャーとしては見守っていこうと思っています。

心(タンス)がいっぱいになってしまったら、
一度その感情(洋服)を取り出して、たたみ直す、もしくは
場面(季節)ごとに、整理をし直して収納する・・・

大人の私でもこれはとても難しいことではありますが、
それでも航平選手にはTEAMメイト・・・仲間がいることを
忘れないでください。
私もあなたを頼りにしています。
(大人のくせに・・・!?
いいの!いいの、です!!)

私の今の夢は、Pro Rideのジュニア・キッズ選手が成長し
いつか、山口孝徳選手と一緒に世界戦のメンバーとして
同じレースに出場をすることです。
二村航平選手をはじめ、Pro Rideには、そんな嬉しい夢を
私に与えてくれる選手ばかりです。
本当にこの出会いとご縁に感謝をしています。

航平選手、これからも自分の目標に向かって
どうかその歩みを続けていってください。
継続は力なり。
私はそんな航平選手を心から応援しています!
これからもどうぞよろしくね☆

心を込めて。
マネージャーより

2007年8月18日土曜日

TEAM Pro Ride 高橋智晃選手(キッズ)紹介


今日は幾分、涼しい長野県ですが、この2〜3日前の暑さには
本当にまいりました。
室内にいても流れ出る汗に追われ、
翌日の身体のだるさといったらありません。
熱中症に夏バテ・・・お気をつけくださいね。
皆さんも、水分はしっかりとお願いします。

さて、今日はTEAM Pro Rideのキッズ選手の紹介です。
高橋智晃選手、小学校5年生です。

智晃選手の走りの特徴は、なんといっても力強いペダリング。
小学生ということもあり、まだその力強さと足の回転、
自転車とのバランスを保つことが、難しい局面にいる中で
全国大会での走りには、大きな成長を見ることができました。

僕もそうですが、自分自身の走りに確固たる自信をもって
スタートができると、(それとトレーニングだよね)
結果はおのずとついてきます。

とにかく優しい性格の選手です。
が、「粘り強さ」も合わせもっているので、
クロスカントリー競技のような持久力が試される競技には
向いていると思います。
今後の成長が非常に楽しみな選手。
これからも一緒に走っていこう!
インプの助手席(TEAMメイトとの「じゃんけん大会」優勝者特典!)
よかったね!
山口孝徳 監督 談


智晃選手は、山口監督も言っておりますが
とても優しい心を持った選手です。
私は、彼の「相手の立場にたって物事を考える」姿勢を
高く評価しています。

そして、山口選手にも通じる「あきらめない」精神力の強さも
特筆すべきことだと思っています。

全国大会の前日の試走中、転倒をしてしまい右手首を
痛めてしまいました。翌日のレースで思いっきり走ってもらうために
30分間も冷たい氷水の中に患部をいれ、アイシングをしました。

想像をしてみてください。

バケツの中に、コンビニで販売をしている氷2袋が入っている水の中に
30分もの間、冷やし続ける・・・
それは、冷たさを通り越し、しびれを伴った痛み
(たぶん、患部の痛みよりも、いたかった はずです)
に智晃選手は耐え続けたのです。
えらい!えらかったよ、智晃選手☆

翌日は、痛みも軽減され、レースも頑張りました。

人生は、なかなか思うようにはいきません。
頭にくるくらい、順調に進んではくれません。
それでも人は、自分を信じて、明日に希望を託して
生きています。
大人の私でも、ため息をついたり、立ち止まってみたり
自分をなぐさめながら歩みを続けています。

智晃選手の笑顔に、私は何度、癒され、
優しい言葉を送ってくれる 気持ちのゆとり に
ハッと学びを得、感動をしているかしれません。
(これではどちらが選手で、どちらがマネージャーなのか?ですね。笑)

合宿中、智晃選手が夏休みの宿題にとりかかっている場面を
ちらっと拝見したのですが・・・
分数の計算がとにかく早い!のです。
私が「えっと・・・」とモタモタしている間に、すらすらと
次の問題を解いてしまうではありませんか!!

自転車のことも分からず、
勉強も全くお役にたてず、
それでも、私が作ったおにぎりを「おいしい♪おいしい♪」と
食べてくれたあの笑顔に、感謝しています。

智晃選手、いたらないマネージャーですみません。
ですが、智晃選手をいっぱい、いっぱい、応援しているからね!


心を込めて。
マネージャーより

2007年8月7日火曜日

TEAM Pro Ride 江越岳也選手(ジュニア)紹介



私どもが住んでいる長野県は、山々の美しい県でもあります。
GWや夏休みになると、自転車に乗って山道を走る姿をよく
目にします。
今日は1時間の間に(私、車を運転中)3名の方とすれ違いました。

日差しの強さが体力を奪い、判断を誤る場合があります。
どうそ早め早めの水分・栄養の補給、そして休憩をお願いします。
皆さんの、いえ、サイクリストの皆さんのこの夏が
楽しく充実したシーズンであるよう、お祈りしています。
本日も安全運転で、行ってらっしゃいませ♪


さて、今日もTEAM Pro Rideの選手紹介(ジュニア)をお送りします。

江越岳也選手(中学2年生)。

岳也選手は、なんと言ってもバイクコントロールが上手い。
自転車に無理をさせず、速く走ることができています。
彼は腕や足の長さが長いので、日本人離れした外国人のような
走りができると、期待をしています。

総合的な強さを秘めた選手ですね。

年齢的な部分で、身体が不安定な時期ですが、この時期に
モリモリ食べて、モリモリ走って、身体を作っていってほしいと
思っています。
彼の場合は、お父さん(ダディクラス2連覇)が走れる方なので
一緒に走れるフィールドがあることは何よりも有利になります。
私はお父さんにも期待しています。笑

印象的だったのは、TEAMの年下の選手達がレースで走っている間、
自分のレースが近づいているのに、必死にコース中を走り回り
声援を送り続けていたこと。

仲間のために必死になれる・・・
この優しい気持ちは、全てのライダーに学んでほしい点です。
仲間を守れる強さを持っていなければ、その先の成長がありません。

全ての点で羨ましく、そして将来を期待させてくれる選手。
これからも一緒に走り続けような!
山口孝徳 監督 談


岳也選手は、全国大会の3日前から、吐き気や腹痛、発熱があり
受診したところ「虫垂炎」という診断をもらったそうです。
選手にとって生命線であるエネルギーが摂取できず、
フラフラだったそうです。それでも、この一年間、全国大会での
快走を願いトレーニングをしてきた彼にとって、
本当に残念で、悔しかったに違いありません。

それでも、愚痴のひとつもこぼさず、笑顔で会場入りしてくれました。
投薬などで容態が少し安定したとはいえ、
少しは食べられるようになったとはいえ、
本調子ではない身体でのレースは、心身共に応えたはずです。

しかし、彼は走りきりました。
私には「全力で走れたのでよかったです」と、伝えてくれました。
私は勝手に彼の心の中を想像しては、残念がったり、
悔しがったり、レースが10日後だったらよかったのに、とか
そんなことを思って腐っているというのに、
彼は違いました。

さわやか。

本物の勝負師。

全てを受け入れる勇気を彼は持っています。
若干14歳で。

私は彼に「お疲れ様でした」という言葉よりも、むしろ
「ありがとう!」という言葉を送りたい。

いつも礼儀正しく、きちんとご挨拶ができる江越岳也選手。
今回の経験は「これから」の人生に、確実に、プラスになります。
あんなこともあったよな〜と、いつか、同じ様なことで
困っている選手がいたら、
どうかあなたのこの経験をお話してあげてください。
力になります。

岳也選手、全国大会は本当にお疲れ様でした☆
来年はあなたの努力が、頑張りが、絶対に 花 開く と信じています。
いえ、念じています(←あら、この言い方、怖いわ・・・汗)
心を込めて。
マネージャーより

2007年8月6日月曜日

TEAM Pro Ride 前田公平選手(ジュニア)紹介


昨日(5日)長野県 白馬村にて「全国小中学生MTB大会」が
開催されました。
山口孝徳選手を監督とする 我がTEAM Pro Rideからも
7名のキッズ・ジュニアクラスの選手が出場し、
力走を見せてくれました。

今日からはTEAMの選手紹介を行なっていきます。
レース会場などで彼らに出会った時には、どうぞ温かいご声援を
よろしくお願いいたします。

トップバッターは、見事にぶっちぎり☆の走りで
中学1年生男子の部 優勝 の前田公平選手です。

公平選手は登りが力強く、ひと漕ぎひと漕ぎにパンチがある選手。
下りのセンスの良さからは ゆとり が感じられるほど、で、
僕が高く評価しているジュニア選手のひとり。
ただ、その余裕から、どうも下りで無駄(遊び)が多いので
それを直していけば、かなりの最速ラインを刻めるはず。
まぁ、楽しみながら走れているので、無理には止めませんが・・・笑
今後の成長が本当に楽しみな選手です。
お疲れ様でした。
優勝 おめでとう☆
山口孝徳 監督 談

今大会に向けては、短期合宿を開催したのですが
その間、公平選手はTEAMの最年長者(←このように書くと何だか
本当に『年長者』っぽくなりますね。笑)として、
年下の選手達の面倒をよく見てくれました。
私が一番感動をしたのが、
実は私は昆虫が大の苦手なのですが、
宿泊所にカミキリムシが出現した際、
つい、「私、虫ぎらぁ〜いぃ〜」と言ってしまたのです。

その次の瞬間から(ご想像がつくかと思いますが)
TEAMマネージャーである私の元へたくさんの虫が・・・。
(キッズクラスの選手は まだ子ども ですから
そういった反応を見て楽しむ特徴を持っていますよね。
ですので、私は何とも思っていませんし、子どもが子どもらしく
生きて行くことが困難な現代において、子どもらしい反応に
私は同時に安心もしたりしていました)

そんな騒動の中、公平選手が
「(虫が嫌いって言っているのだから)そーいうことはするな!」
「食事中は虫の話はするな!」
「人が嫌がっていることを(し)続けていると、嫌われるぞ!」
と、ナイスなフォロー(躾)をしてくれたのです。

私の言うことは聴けなくとも、公平選手の発言はTEAMをひきしめ、
年下の選手たちの良きお手本に変わります。
自転車が速く走れる、ただそれだけのポジションなのではなく
人として、優しさも厳しさも、
そして年下の選手達を温かく見守る力量が、公平選手にはあります。

私はすっかり感心しました。

翌日、そういった出来事をご両親にお話しましたら
「家では兄妹ケンカばかりで、そんな面があるなんて・・・驚きです」
とおっしゃていました。が、子ども達は親御さんの知らない場面で
ちゃぁ〜んと立派に成長をしているのです。

私は「親バカ」ならぬ「マネージャーバカ」だと言われていますが、
TEAM Pro Rideのキッズ・ジュニア選手の子ども達は
本当に、ほんとうに、素晴らしい能力と才能をもった選手です。
私は彼らが、このTEAMを必要としなくなるその瞬間まで
「マネージャーバカ」でありたいとも思っています。

人の心をそんな風に その気にさせてしまう 選手はそうはいません。
やっぱり「うちの選手・・・最高!」なのであります。

公平選手、目標の達成、おめでとう!
次の目標が見つかったら、また教えて下さいね。
これからも一緒に走っていきましょう!!
心を込めて。
マネージャーより

2007年8月2日木曜日

デビュー戦


出会いというのは、本当に ありがたい ものです。
一瞬の出会いから、友情が芽生え、信頼関係が成り立って・・・。
約1億2千万人の日本人の中で、出会い、その時間が、力に変わります。

レースにおいて、勝敗が全ての舵を決めるプロの世界において
勝ちが続いている時というは、本当に人が集まってきます。
それはそれで、嬉しいことですし、名誉なことです。

けれども、負けが続いている時や、
選手本人がレースへ集中しきれていない時、に
いつも側に居てくれる(気持ち、も!)人との関係は
一生もの だと私は思います。

自分がどうしようもない時に、見捨ててしまった方がラクなのに
あえて側で応援をし続けてくれるのですから。

レースはいろいろなことを教えてくれます。

たかがMTBのレースですが、されどMTBのレースなのです。

先日の さのさか大会では、そんな私どもの大切な方が
スポーツクラスのデビュー戦を向かえました。
見事に完走!
とても嬉しい一瞬でした。
勇姿を届けてくださって本当にどうもありがとうございます。
お疲れ様でした。

さて、今週末は 全国小中学生MTB大会 が開催されます。
山口選手を監督とする TEAM Pro Rideのキッズ/ジュニアクラスの
選手が出場します。
台風が心配ですが・・・選手達の力走に期待しています!
がんばろうね☆TEAM Pro Rideのみんな!!

2007年8月1日水曜日

応援に


7月29日の日曜日に長野県 白馬さのさか にて開催された
公式戦に行ってきました。

応援に、です。

たった3ヶ月分のシリーズ戦に出場していないだけなのに、
なんだか自分には違うフィールドに来てしまったようで
ドキドキしてしまいました。

レースサポートに必要な物品などなど、本当に忘れ物が
いっぱい!になっていて慌てました。

山口選手も4月の負傷以来の会場入りとなりましたが、
どう思ったのでしょうか・・・
自分がいないエリートクラスの選手たちの走りを観て。

私は選手の走りよりも、同業者!?のサポーターの方々の
観察をしていました。
スタートラインに送り出すスタッフのバタバタした様子、
スタート後の混乱もなく無事に走り出すことが出来ますように・・・
と祈る姿。
ゴール後、共に歓びを分かち合い、健闘をねぎらう姿。

これまでの自分と我がTEAMスタッフとファンの方々を思い
感謝をすると共に、
「次はうちだ!」と気合いをもらいました。
山口選手の一日も早い復帰を願いながら。

今週末は、来年の北京オリンピックのアジア代表枠を決める
アジア大陸選手権大会が中国で開催されます。
日本チームの快勝を願っています!
ファイト!日本チーム☆