2008年9月28日日曜日

こたつ

すっかり寒くなった。本当に寒くなってしまった。
涙が出るほど寒いのだ。秋は満喫したっけ???
例年より1ヶ月も早く「こたつ」を用意し、冬=フリース を着用中。
窓の向こうの空も、なんかこう、どんよりとして、
見ているだけで悲しくなってしまう。
空気の乾燥はもう若くない肌に応える。がっさがさ。涙。
暑い夏には、冬の寒さが懐かしかったが、今はその逆。
暑くて暑くて汗ばかりが流れた先月が、懐かしい。
こうやって時間は流れ、季節が過ぎ、年をとる。
う〜ん・・・。暗いブログですみません。

2008年9月23日火曜日

プラダの丸干し


私が住む長野県上田市(山岳地帯)はすっかり「秋」になった。
朝晩と15℃を切るようになったので、半袖では風邪をひく。
湿度も低くなったため、洗濯物がよく乾く。よって私はすべきことがあった。

この夏、お世話になったバック達のお洗濯。
私は革製品が大好き(日本のルイヴィトン!「キタムラ」が好き☆)だが、
野外での活動が多いため、雨に濡れてもへっちゃら♬な、
プラダばかりを使っている。
それも、私のおススメは、なんと言ってもウエストポーチ!だいぶ前、いえ、昔流行ったけれど、
私にとっては今だって主役級。
ウエストに巻くだけでなく、肩にかければショルダーバックにもなるし、
何より両手が空くのが嬉しい。

今年の夏もお世話になった。6月のハワイ島コナマラソン
(私はハーフの部)、先日のディズニーハーフマラソンでも腰に巻き付け、
21キロを共にした。
だからザブザブ洗った(皮の部分だって気にせず洗うのが私流!でも、
気をつけないとその部分がひび割れてしまう。
乾いた後、専用クリームをつけてあげることをお忘れなく!)

毎年、毎年、この時期、プラダの丸干し風景を見ていると
寒い季節がやってくるのだなぁ・・・と、今年もいろいろあったな、などと
しみじみ思う。

いかん!いかん!!まだ山口孝徳選手の最終戦が残っていたではないか!
来月19日、石川県 瀬女大会。
引き続きのご声援を宜しくお願いします。

2008年9月22日月曜日

プロライドのさつき(さん)


昨日21日は千葉県幕張にて開催されたabc cupにゲストでお招きいただき
参加した。午前中は曇りで過ごしやすかったのに、
午後から雨が激しく降り始め、雷が鳴り始めたので、
急遽レースが短縮となり、せっかくの表彰式などは中止となった。
ご参加をされました選手・ご家族・スタッフの皆様、お世話になりました。
お風邪などひかれませんように。
私は久しぶりに髪の毛までびしょびしょに濡れ、しかも、いつもクロックスを
履いているのに、今日に限って・・・プーマの革靴!泣きたくなった。

着替えの服を持参していなかったため、山口孝徳選手の私服
(ラルフローレンのボタンダウンのチェックのシャツ)を借用。
でも、この柄って・・・
TBSテレビ系で放映中の「渡る世間は鬼ばかり」の三女で
ラーメン屋を経営する 五月(さつき)さんみたい!!
知らない方のためにご説明すると、彼女は、チェック柄のシャツを
着る回数が多く、毎週毎週その定番スタイル
(しかも第一ボタンをしっかり留めてある!苦しくないのだろうか。
必要以上に肌を見せない・もしくはボタンって全部閉めるものよねぇ〜
それがなにか?と逆に質問をされそうなくらい
いつもボタンは全て閉めてあるのだ)。

山口孝徳選手のそのチェック柄のシャツを着た私。
しかも、ヘアースタイルも似てるかも・・・お店のガラスに映った自分が
「さつき」に見えてしかたがなかった。
こうなったら私も「さつき」になってやる!とボタンを全部閉めてみた。
似合う自分がこれまた複雑なり・・・。

画像は、TEAM Pro Rideの将来有望!キッズ・ジュニアの選手たち。
画面向かって左から前田芙香・江越岳也・前田公平・高橋智晃選手。
山口孝徳選手ともども、ご声援を宜しくお願いいたします☆

2008年9月18日木曜日

明日から宜しくお願いします!

私、不覚にも風邪をひいてしまったようで、喉が痛くてなりません。
が、金曜日は北辰商事株式会社 ロヂャーズ(RCC)様との練習会、
日曜日は日本マウンテンバイク協会のa.b.c cupゲスト出演と
スケジュールが詰まっておるのであります。

いつものようなマシンガン・トーク炸裂!というわけには
いかないかもしれませんが(?)ご参加されます皆様、
どうぞ宜しくお願いします。
会場までの道中もお気をつけくださいませ。

追伸
昨日、私が姉のようにお慕い申し上げている女性から、おいらくん に
そっくりな手作りストラップをいただきました。
お気持ちのこもった素敵な作品を、どうもありがとうございました!
生涯大切にいたします☆

プレゼントと共にお手紙を添えていただいたのですが・・・
山口孝徳:なんかカラフルな虫のシールが入ってるよ!
私;アホなことを言わないで下さい。これは「はらぺこあおむし」という
  とても有名な絵本のキャラクターで、うんぬん。
以下、そのストーリーの説明。
ったく。私は体調不良を訴え、
しかもその部位が「喉」だと言っているではないですか・・・。
ワタクシ、本日、喉が痛いのであります。余計な話をさせないで下さいッ。涙

2008年9月15日月曜日

BBQパーティー


今日は、今年の夏、大変お世話になった長野県は白馬村の
ヒュッテニポポさんのBBQパーティーにお招きいただきました!
私はアウトドアには(山口孝徳選手の自転車関係以外では)
あまり、いえ、殆どご縁がないので、BBQパーティーと伺っただけで
ちょっと緊張しました←おかしいですよね!

なぜなら。
BBQの経験がゼロということは、どんなお手伝いをしたらよいのか、
何を持参したらよいのか、私に何ができる???と
考えてしまうワケであります。(だから眉間にシワが刻まれてしまう?!)

取りあえず、大人の集まりですから、アルコール・・・必須!
お肉だから!赤ワインと先日のアメリカお土産の辛いチートス、
取りあえずエプロン?!をカバンに詰め込み、出かけました。

日頃の愚痴や思いをべらべらとしゃべらせてもらい(聞いてもらい)、
アルコールでエンジンが入ったのか(たぶん、もとから!?笑)
そして、私の衝撃体験版インド旅行!の話まで長々と語り出し・・・

「マネージャー、まるでどこかの酔っぱらいみたいだったよ」と
翌日山口孝徳選手にイヤミを言われてしまいました。反省。

でも、もっと忘れたい時間があったことを、告げられました。

「インドの話が終わったら、急に黙り出して。
まるで今日の話はここまでッツ!みたいな雰囲気で・・・
あっ、その時、眠かったんでしょ、顔がスゴかったよ」と爆笑されたのです。

く〜ぅぅ。悔しい。←何がって、鬼の首とった!みたいなこと言われて
黙っていられるものですかッ。
でも、反逆をしたくとも、山口孝徳選手、何か失態があったけ???

「えっと、えっと・・・・・・・・・知らないからねッ!!!」
などと、何も浮かばない。これじゃ、勝負も出来やしない!
次回、覚えていなさいよぉ!!

それでも、私は本当にしあわせな時間を過ごさせていただきました。
楽しかった☆し、こんなに笑ったの久しぶり。
でも、ここに誓います。
今度は、私、お口チャック!でおしゃべりを慎みます。
そして皆さんのお話を聞かせてください、ね。

TEAMヒュッテニポポの皆さん、
大変お世話になってどうもありがとうございました。

平林選手、次回の再会の時には必ず拝見させていただきます。
ウィリー見せてくださいね♬

画像はカワカミご夫妻の大切な記念日をお祝し
みんなでおいしいケーキをいただきました。
お祝いの席に立ち会えましたこと、とても光栄に思っています。
それなのに、デジカメが・・・フラッシュの有無にかかわらず
このような品質の低いものになってしまい、申し訳ありません!
山口孝徳選手にイヤミを言われる前にアップしちゃいます。笑

2008年9月14日日曜日

セキュリティータグにはご用心














値段とカロリー、そして(太る!という)現実をまったく無視して食したデザートと
(大好きなブルーチーズが入った!)ハンバーガー♪♪
アイスクリームとホイップクリームなんかはそのボリュームに、
自身が耐え切れず 荷崩れ してしまうほど。
ほんと!アメリカ万歳だ!!
最近、甘さもだいぶ抑えられ、日本人の私でも「食べ終わった後の喉の乾き」もなく、
おやつ大好き星人☆のこの私でも、そのあまりの大きさと量にノックアウト。
ワッフルコーンは(食べ物を粗末にする自分自身が、本当に許せないが)残してしまった。

こうして帰国し、あらためて画像を見ていると、
それだけでお腹も心も満タンに。デジカメ(文化)にも感謝。

さて、今日は疲労で負けそうになってしまう身体にむち打って出かけた、
アナハイムの$3の話をさせていただきますね。

ロス市内と違ってアナハイムには 買い物好き な人には、
ちょっと物足りない街かも知れない。でも、バスなどを利用して少しランドから離れてみると
(豪華さこそないが)地元住民に混じっての買い物が楽しめる。

私などは笑われてしまうかもしれないが、生活必需品(ジップロックや歯磨き粉)、
靴下に洋服、各種メッセージカード・・・買いたいものが山ほどある。
日本でも買えるが、いかんせん、日本は高いし、柄やカラーが断然アメリカの方が楽しめるッ、と
スーツケースが2つ必要だったわけである。
ちなみに私は日本では殆ど衣類は買わない(いえ、買えません)。

あるショッピングモールに到着し、私は姉へのお土産を物色。
これだ!!というカットソーがあったので、鼻息荒くその場で購入。
いつもならせっかくだからと欲張って、全てのお店をのぞくところだが、
ロボットみたいにカクカク動くしか術がない私は素直にバスでまた戻ることに。
ホテルに戻ってから、戦利品であるそのカットソーを見るため
ショッピングバックから出した・・・ら・・・!!!
セキュリティータグ(針がぐっさりと刺さっていて、専用の機械でしか外せないアレです)が
脇についているではないかッ。

泣きたくなる気持ちの前に、私は確かめるかことがもうひとつあった。
既にランドで購入をしていたディズニー関係の中にも、
たしか、お土産用の衣類があったはず。イヤな予感を引きずったまま確認をすると・・・
やっぱり付いていたのだ。セキュリティータグ。
しかもランドの場合は、無理にトンカチで叩こうものなら、
中から黄緑色のインクが飛び出る仕組みになっている。
何故知っているかというと、以前も似たような経験があり、
手や買った衣類が黄緑色に染まったことがあるのだ。

まったく・・・なんてこと!!

皆さんも、買い物時はしっかりとその目で確認くだされ。
セキュリティータグが外されたかどうかを。
私の場合、幸い、レシートがまだ保管してあったし、
明日はもっと身体がラクになっているハズ!とういことで、また衣類屋さんとランドに持参し、
ちょっぴりイヤミを添えさせてもらい、その場で外してもらって一件落着。
ったく、終始、本当に疲れる旅立った。
来年はどうか、どうか、のんびりさせていただきたい。
その前に、またマイルを貯めねば!!

こんな私が人生で初めて楽しみを見つけ、完走を目標とするディズニーハーフマラソン。
この日スタートラインに並ぶほんのちょっと前までは、逃げたくなるよう現実や
その厳しさに涙が出る時間を過ごしてきたが、それでも、時間は平等に私にも流れる。
そして、大好きなディズニーの世界に浸れるチャンスを与えてもくれる。
あきらめなければ、人間、何だってできる!
そんな当たり前のことをあらためて実感させてくれた8月31日があるからこそ
私はまた来年も歩く・・・いえ、走るのだッ☆

2008年9月13日土曜日

いざ!出走☆


ディズニーハーフマラソン大会の当日は、前夜から少し雨が降ったようで
とても涼しかった。
私はTEAMジャージ(長袖)を着ていたので快適だったが
隣のタンクトップ型のウエアーを着ている女性は寒そうだった。
それでもこの気分の高揚といい、熱気溢れる会場の雰囲気といったら・・・
目が覚める。
当日は朝4時起床だったから。

私がスタートを待つポジションは「ウエーブ2」のEラインで
この大会に懸けている選手が並ぶ「ウエーブ1」とは違い
終始和やかであった。アメリカ国家を斉唱し、花火があがり、
スタートまでのカウントダウンを皆で唱え、
21キロもの道へ飛び出した。

ランナーへのエールを贈るため、道中、いろいろなスタイルで
力づけてもらう。フラに、私の大好きなチア、吹奏楽隊に
地元のボーイ&ガール・スカウトの子ども達、
そして多くのボランティアスタッフ。
選手ひとりでは、特に私のような努力や継続が苦手で
気力だけで走ろうとするランナーには、それら全ての心遣いが胸に響く。

ただ、多くの給水所でたくさんのスタッフから水の入ったコップや
エナジードリンク類のコップが差し出されるため、
この人からいただいて、こちらの方からいただかないわけには
いかないでしょう・・・、とへんに頭が気を使い、
水分で身体がいっぱいになる。
脱水になるより、まぁ、よいとしましょうよ!と自問自答したりて。
他のランナーは何を考えて走っているのだろうか。

走行中、おかしかったのが、道ばたで
「あなたは私のヒーロだ!!」→「なんて素晴らしいファイトなの!」→
「ゴールであなたを待ってるわ!」→疲れた身体には○○コーヒーショップ☆
と応援?宣伝?のお手製ボードがあったこと。
ゴール近くになると、余裕もなくなり、時間との戦いになるし
いかんせん、任務を果たしたい。
はたさねばならぬ・・・前に進むでござる・・・
などと頭の中にはそれしかなくなってくる。

アナハイムの町を走り、ディズニーランド(敷地内)に戻ってきてからが
一番つらい。ここを曲がって、ここを真っすぐ進んで、
ダウンタウンディズニーを抜けて・・・
ディズニーランドの駐車場がゴールとなっているのだが
そこに近づけば近づくほど、先にゴールをしたランナー達が、
私がずえったいに手に入れたいゴールド☆メダルを首に下げ、
疲れているでしょうに、後続のランナー達に
「あとちょっとだ!頑張って!」とエールを送り続けてくれていた。

まだ600mは走らないとならないだろうに、
私は、こういう場面にめっぽう弱く、
ゴールもしていないのに、沿道の同士達の心遣いにグッときて、涙が出た。
いかん、ここで泣いてはいかんのだ!と最後の(私なりの)スパートをかけ
ゴールをした。
その時、やったわ!とか、わぁ〜い!などというかわいらしい発言ではなく
やったッ!と(言葉で書くと軟弱ぽいが、ちがう。
もっとこう・・・ドスのきいた感じで)私は叫んでいた。

嬉しかったのは、今年のメダルの首にかける布の部分が
我がPro Rideカラーであるオレンジ×ブルーではないか!
しかも、しかも。私は昨年とは違い走ったのだ。
21キロの半分以上を(たぶん)。
疲れてめげそうになった時から始めるI can(私なら出来る!)ゲーム。
あそこの信号まで・・・I can、I can・・・
あのランナーの背中まで・・・I can、I can・・・

なーぁーのーに。昨日のブログにも書いたが、
私は目標タイムに42秒オーバーをしていた。
走ったのに。私なりに懸命に走ったのに。涙。

ゴール後、塩味っぽいベーグルやバナナ、オレンジ、協賛社でもあるドールの
フルーツゼリーなどをいただき、私はボロボロの身体を引きずるようにして
ホテルまで歩いて帰った。シャワーを浴びて、ウエアー類をササッと洗い、
干してから眠りにつく←今回はこの工程がほんとにしんどい!
時刻はまだ12時だ。ゆっくり寝よう・・・お疲れ様でした、自分!と
ベットにもぐる。

ドンドンドン!

はぁ〜???
寝ぼけ眼でドアを開けると、客室係の主任らしき男性が立っていた。
「お客様、本当に本日の室内清掃などはよろしいのですか???」

だーかーらぁ!
ドアのところに「起こさないでください」とカードを下げてあるし、
私がマラソンを終えて部屋に戻った時、既に担当の女性に
「今日はベットメーキングなど必要ありません。
タオル類だけ替えてもらえますか」と、チップも渡したし
タオルだっていつもより余計にもらった。なのに。

なんで起こすの!疲れているのに!!眠りについたのに!!!

時計を見ればまだ14時30分。どっと疲れた。

起き上がることもままならぬこの身体。こうなるとは分かっていたので
サイドテーブルに置いておいたフルーツジュースとアミノバイタルを飲み
また眠れるよう、神様に祈る。
眠りにつくのにいちいち神様に願わねばならぬとは。トホ。
この日も思ってしまった。
出国前に感じた「なんかイヤな予感がする・・・」を。

翌日も午前中まではベットでゴロゴロするものの、
午後遅く、私は市内バス(1日$3で乗り放題)で散策に出ることにした。

明日はアナハイムの町 バスでぶらり♪を伝えます。お楽しみに。

それにしても、自分で招いてしまっているかもしれないこの事態に
なんか、頭にきて、私は食べてやった!
ハーゲンダッツで2スコップ分のアイスを。
カロリーなんか気にするものか!!

ちなみに私の好きなアイスクリームは・・・バター☆ピーカン。
ホテル近くのコンビニで1リットル分を買い、ホテルで連日食べていた。
ゆえに、今、お腹周りについた脂肪に苦しむ。あ〜あ〜あ。

2008年9月12日金曜日

花火と現実


ディズニーハーフマラソンの続きで恐縮です。
画像は私がマラソン大会当日にウエストポーチに詰めまくり、
入り切らなくて手で持ってまでも持参した食料品たち。
(前列にある黄緑色のゼリービーンズは、スポーツ用!!)

「アミノ酸をコマメに摂取していれば、絶対に転ばないし、
3時間30分はきれる!」と山口孝徳選手にアドバイスをもらっていたので
アミノバタルのペットボトルを握りしめ走ったおかげで
私は、21キロの道のりの間、たった1度しか蹴つまずくことなく
快適だったのだ。(株)味の素に、心の底から感謝をした。
来年もどうか、山口孝徳選手へのご支援を・・・引き続き、
どうか宜しくお願いします。(この場で失礼します・・・)

現地に到着して、すぐに受付を済ませ、はた と考えた。
今日これから、どうしよう・・・。
ご存知の方も多いと思うが、アナハイムのでディズニーランドでは
繁盛期以外は週末などにしか花火があがらないし、営業時間も短い。
私が到着した、というより、マラソン大会のある8月31日までは
毎日花火があがり、深夜12時まで営業だったりして楽しめるのであった。
しかし。
この夏休み営業時間帯で生活をしてしまうと、疲労も抜けないし、
いや、疲労が増すし、何より、31日のマラソンのために計画を
練らねばならない。そのために来たんだから。
そこで私はマラソン大会当日まで「花火はお預け」とし、
早々にホテルに引き上げることにしていた。

ホテルに帰ってから、しばらくしてランドの花火がドーン!ドーン!!
と部屋まで鳴り響いてきた。
私は「どうせこの部屋からじゃ、見えるわけがないッ!」と勝手に決めつけ、
うるさいな〜ぐらいの気持ちで目を閉じた。まる二晩。

さて、2回目のエントリーだ、ゆとりが欲しい。
私は大会までの2日間で、走行後、考えられる事態を想像した。
まず、身体は全身筋肉痛になる。
壊れた筋肉にアミノ酸(うふ、お肉!)をチャージして
一日も早く復活し、旅程後半に備える。
ゆえに、買い物をするなら今だ!ということで
日本では手に入らない(ディズニー好きな私にとっては)お宝を
選び、少々の重さは苦にならず・・・滞在2日間で、既に、あんなに
空港職員に問われたスーツケース2つ(もちろんサイズは各75リットル!)
は満タンになった。あ〜あ、しあわせ☆

夜は早めにベットにもぐり、外でドカン!ドカン!とうるさい花火にもメゲず
私は眠りにつく。

天の恵みか!?マラソン大会の翌日の9月1日の晩も花火があがったので
身体にムチ打って、ホテルから通常なら歩いて15分くらいなのに
45分もかけてランドを目指した。
なぜなら、眠れる森の美女(のお城)に、ティンカーベルが現れ
飛ぶ。本当に空を飛ぶ!もう一度言わせて欲しい。
ティンカーベルが、空を舞うのだ、アナハイムでは!!!!

それが見たくて見たくて仕方がないから、頑張った。
全てが疲れ切り、ボロボロな自分だったけれど。
私がランドに行かねば見ることができないのだから、行くしかない。

初めて見た日は横にいたおじいさんに「えええええッツツツツツツウ!」
とわけのわからないことを言いながら天を指差す私に
「ここはディズニーランドですぞ(←と私は訳した)」と
優しく微笑むその笑顔に、私は涙した。胸がいっぱいになって、泣けた。
あの時からもう東京ディズニーランドではもの足りなくなったのだ。
(でも、行きますよ!念のため!!)
行けるものなら生きているうちにあと100回は行きたいっ、と。

マラソン大会当日の話はまた明日としますが、
昨年は走り終えた後も、身体はヒーヒーだったけれど
それでもランドの花火を見に出かけたので、今年も・・・、
とはいかず、そのまま私は 寝たきり になってしまった。
人間気力だけでは、どうにもならないことを実感。
花火の時間になったので、悔しいから、その音をダイレクトに聞いてやるッ!
と、ベットで横になりながら、カーテンを引っ張ってみた。

・・・・・・・・・・。

私の部屋からも、ちゃぁ〜んと花火が見えていたのでした!
あ〜あ〜、二晩も見逃していたなんて。なんてこと!!

日本を出発する前に感じていた、自分よがりだけれど「イヤな予感」が
ここまで及ぶとは!!(確認を怠った性格&自分の問題ですけれどッ)

宿泊料金も安価でランドまで歩いて行けるこのホテルが私は大好きで
いつもアナハイムに行く時は利用している。
チェックインの時に対応をしてくれた女性が、私のことを覚えていてくれて
昨年よりもグレードアップした(花火が見える)部屋を
用意してくれていたのだ。
チェックアウトの時にもその女性で、「花火楽しめた?」と聞かれたので
「も・も・もちろん!」と私は御礼を言った。
滞在期間中、2度もそのチャンスを見逃した私ですけれど・・・

明日は横道にそれず、ずえったいに、マラソン当日のことを伝えます☆

2008年9月11日木曜日

任務完了!と次なる課題


長い間、お休みをいただきどうも有り難うございました。
おかげ様で、自分に課した「完走してデイズニーに名を刻む」を
無事に果たし、先日、帰国しました。
(ちゃんとTEAMジャージで参戦しました☆)
 
今回は前回の大失敗!の計測チップもシューズにしっかりと結びつけたため
外れることもなく、無事にゴール。
開催日がよかったのか、日本からもHISやJALパックなどのツアー会社で
募集があったようで、今回は前回の11名を大きく更新し48名もの
日本人ランナーがディズニーの聖地(南カルフォルニアにはアナハイム)を
走り抜けました。

私的に、大きな節目となるハズだった今回の渡米。
3時間30分以内でゴールをし、ディズニーの歴史に名を刻む・・・
今回はJALの特典航空券(マイル貯めました!)でエグゼクティブクラスでの
移動(足と手を伸ばして眠れる!)だったため、喜び100倍だったし、
まぁ、昨年より準備(練習)がずえんずえん出来ていなくたって
大丈夫だと思っていた。だって、エグゼクティブクラスだもん!

しかし、そんな思いとは裏腹に、なんとなく、イヤな予感が私を襲っていた。
長野の自宅を出る前、もしものことを考え、山口孝徳選手には
「おいらくん をお願いします」ときちんと挨拶をし、
空港へ向かう途中、豪雨に見舞われ、千葉県の16号線を走っている時など
クルマが何台も冠水している場面に遭遇する。
飛行機 無事に飛び立つだろうか・・・と不安にもなるが・・・

ここで問題。
何か予想外のトラブルに遭った際、あなたならどう思います?
1、どうしよう・・・と慌て、こんなことに遭遇する我が身を呪う
2、わ〜い!これでまた私の人生にネタが増えるッ、と喜ぶ
3、その前にトラブルが起きないよう祈り、そして考えないようにする
4、その他
私はもちろん、2だ。
(お車が冠水してしまった方、すみません。
こんな表現の私を許してください。)

私は2時間近くも余計に車を飛ばし、駐車料金節約のため、
空港近くのホテルへ1泊。
翌日、私の飛行機は無事にLAX(ロサンゼルス国際空港)へ飛び立つことを
確認し、ホテルのバスで空港へ。

しかし、イヤな予感をどうしても拭い切れずにいた。

美容院ジプシーの私は、いつも搭乗を待つ間に空港内の美容院を利用するが
仕上がりが・・・ダメ、ダメ、こんなあ気分じゃぁ、完走できないよ!と
自らハサミを持ち、ザクザク切ってみた。前髪。
出来映えは・・・失敗。涙。
こういう時は、眠るに限る!と、せっかくのエグゼクティブ・・・
エグゼクティブクラスを満喫することもなく、私は早々に眠ってやった。

LAXに着いてからも気持ちがしょげる質問が私を待っていた。
(今思うと、どうってことのない会話なのだが、あの時は、
そういう質問をされると全く思っていなかったため、動揺した)

「なんでひとり旅なのに、こんな大きなスーツケースが2つも必要なんだ!」
と空港職員に質問をされ、狼狽えてしまった私。

でも、負けじと「エッ、それは当然でしょう!ここはロサンゼルスだもの!
このスーツケースいっぱいにお父さん、お母さん、お姉ちゃん、友達・・・
あっ、ペットにもお土産を買うんだもの!あなたは憧れの地に旅行した時、
埋もれてしまう程、お土産買いません?」とマシンガントークよろしく!で
しゃべり続け、最後に
「私、31日にディズニーハーフマラソンに出場するのよね。
アメリカはなんて素晴らしいの!!」とスマイルを添えた。
彼も最後は「よい旅を」と私を送り出してくれた。

私は、会話の最中、またテロでもあったのではないか、などと
心配になったが、元気を出さねば、と、予約をしておいたシャトルに乗り、
90分の道のりを名も知らない旅人と共に、アナハイムを目指した。

時差の関係で1日をまたやり直せる。
私ってラッキーだわ!!!!!!と思うようにして、眠ってやった。
意味もなく、なんか、悔しくて。

珍道中の続きはまた明日。

今日の最後は、やはり、来年の目標を課された私の現実で締めくくりたい。

ただ任務を遂行するだけでなく、こんな私でも、い・ち・よ・う、
目標タイムを設定していたので、帰国後、そのタイムを知るべく
ディズニーのサイトへアクセス。
自分のゼッケン番号を入れて調べたら・・・

3時間30分42秒。

ガーーーーン。
42秒オーバー。
画像にもあるようなディズニーのみんなとぱしゃぱしゃと
写真撮ったりしたからだ(並んで順番に撮ります)。
あ〜あ。やってしまった。

というわけで、来年は9月6日に開催されるディズニーハーフに
私、3時間30分を切る!という目標を掲げ、
参加をさせていただくことになりました。
もちろん、今日からまた、マイルを貯めますとも!
あっ、それから、日本人ランナー48名中、私、ビリでした。

山口孝徳選手には「とろうとしてとれるものじゃないからね、
日本人ランナーで一番のビリだなんてスゴイことだよ!」と
褒められているんだか、けなされているんだか、労ってもらっているんだか
よく分からないコメントをいただいた。
ちぇっ。(←私、腐っていてすみません)