2007年7月24日火曜日

ピーターパン


昨日(23日)は、東京は有楽町駅からすぐの場所にある
国際フォーラムで開催中の
「ピーターパン」のミュージカルを観てきました。

ピーターパンは私も大好きなお話ですが、
このミュージカルは「大人の方にこそ」観ていただきたい作品!
いいえ、観てほしい。
大人になりたくない・・・
これを願わない 子どもの先輩 はいないですよね!
私はず〜っと前に、大人になってしまいましたが、今でもそう思いますもん!

印象的だったのは・・・
スミー(フック船長の一番弟子?相棒?)は、私、
一生忘れることはないでしょう。
(まだ上演中なので、内容は書きませんけれども)
山口選手は涙を流すほど、大爆笑でした。

フック船長役の鶴見辰吾さんは、テレビや雑誌で拝見するよりも
実物は1000倍かっこよかった!です。
全身で演じるパワーと、観客である私達に観ていることを忘れさせる、
引き込むその力・・・プロの方って本物なんだ・・・と
改めて心に響きました。
これからはフック船長に(ディズニーランドなどで)出会っても
素敵に見えて、困ってしまうかもしれません。

山口選手は、とてもじゃないが、ボクは演じるプロにはなれない!
すごいよね〜俳優さん達・・・
と、33年間で初めて体験した世界に、興奮していました。

笑いと感動と、よ〜し頑張るぞっ!と元気も勇気も充電。
素晴らしいミュージカルでした☆
(表現すべき日本語が「すばらしい」しかなくて、口惜しいですが・・・)

榊原郁恵さんの初代ピーターパンから、
高畑充希さんで8代目のピーターパン。

今の時代はお金があれば素晴らしいものが何でも手に入りますが、
今日得た、素晴らしいもの は、これからも色あせることなく
山口選手の心に輝き続けると思います。


自転車も選手も、戦歴だけでなく観客やファンの方に何を伝えていけるのか、
山口選手は初のミュージカルの観劇後、
そんなことを考えながら東京を後にしました。

皆さんもお時間がございましたら、ピーターパン、是非、観てください!

TEAM ピーターパン・・・いいかも☆

2007年7月22日日曜日

セカンドウィンドAC


今日は、菅平高原で合宿をしているランニングクラブ
セカンドウィンドACの川越学監督に面会に行ってきました。

ご存知の方も多いと思いますが、川越監督は今年の3月まで
資生堂ランニングクラブの監督をなさっていました。

資生堂ランニングクラブと言えば、昨年の実業団女子駅伝で
優勝を成し遂げた陸上界の名門クラブです。


川越監督と山口選手は同じ九州出身というご縁もあり、
何より、「目標に向かい頑張っている選手を、絶対に見放さない!」
という熱いお気持ちを、
MTBの山口選手にも注いでくださっています。

また、山口選手がずっと挑戦をしたかった、
米国ボルダーでの高地トレーニングを実現させてくださったのも
川越監督でした。

春の負傷時にも、ハードスケジュールの中、すぐに駆けつけて下さいました。
(東京から長野間、滞在時間たったの30分のために、です)
山口選手も私も、嬉しくて、ありがたくて、心強くて、うれしくて・・・
感謝をしてもしきれません。

がんばる、という内容が、まだまだ足りないのかもしれない私どもに
それでも神様がご褒美を与えてくださったとするならば、
私は川越監督のような、競技は違っても、スポーツで繋がるご縁に
ほかなりません。
心の底から感謝しています。

その川越監督が、今春、セカンドウィンドACという組織を立ち上げ
選手サポートはもちろん、一般ランナーへの指導を開始なさいました。
現在クラブ員募集もしております。
詳しくはHPをご覧ください!
http://www.sw-ac.com


セカンドウィンドAC・・・今年、大阪で開催される世界陸上の
マラソン日本代表選手でもある嶋原清子選手・・・
私が個人的にも大好きな、大好きな選手です。

あんなに細いお身体で、たんたんと前を見つめ、走りきるお姿は
言葉でなんて言い表せないくらいの美しさが、そこにはあります。
しかも、いつお会いしても変わらない笑顔で、優しくて。
レースが終わって疲れているのに、応援してくれた方々への気遣いを
彼女は決して忘れません。

私よりもお若いのに、こんなに人間が出来ているので
イヤになるくらいです。

今日も、ドキドキしちゃって話しかけようとして、ふがふがふが・・・
と、舌がまわらず、
振り返った彼女の笑顔に、ああああああ・・・と舌を噛みました。
情けない。

今年の夏は世界陸上です!

2007年7月18日水曜日

練習もリハビリも


先日の自転車トレーニング開始から、2日間乗り続け、
今日はオフとしました。

あの〜。

山口選手は、午前中はリハビリのため通院、
(体調をみながら)午後、
トレーニング(というより、慣らし運転)を行なっています。
つまり、まだ「ケガ人」です。笑。

これまでの山口選手の波瀾万丈の歴史をご存知の方々からは
「驚異の回復力でバリバリ自転車に乗っている!」と
思ってくださっているようですが・・・
そうだったら、本当に、どんなによいかと・・・涙。

すみません!
残念ですが、今回ばかりは、もう少し時間がかかりそうです。

写真は、通院している病院の中庭での一枚です。

さて、お知らせをひとつ。
今月28日(日)の白馬さのさか大会(公式戦)に
山口選手自身が監督を務める TEAM Pro Ride の
選手応援に会場へ駆けつけることになりました☆

どうぞお楽しみに!

2007年7月16日月曜日

90日ぶりに・・・復活!


「雨の思い出その2」を書こうと思いましたら
今日は、別の山口選手ネタをお伝えしなければ
ならくなくなりました・・・!

♪祝♪

4月の開幕戦前日の負傷から、約90日ぶりになります。
MTBに乗り、復活に向け、トレーニングが開始となりました☆

慣らし運転のため、約2時間ではありましたが
自宅近くの菅平高原まで、標高差約900メートルを走り込みました。

90日間も自転車に乗らないでいたわけですから
いろいろな意味で不安だったと思います。

帰宅後

「新鮮だった!!MTBは、楽しい〜」

と感想を言っていました。

今のところ、10月の最終戦でのレース復帰を目指しています。
焦らず、ゆくりと身体を作り直し、強固なものに仕上げていこうと
計画中。この90日を糧に!

これからも山口選手の様子をお伝えしていくので
楽しみにしていてください。

それから、本日、新潟と長野で大きな地震がありました。
たくさんの方々に、ご心配のお電話・メールをいただきました。
どうもありがとうございました。
おかげさまで、何ごともなく元気ですのでご安心くださいませ。

雨の日の思い出シリーズはまた今度!

2007年7月13日金曜日

雨の思い出 〜その1〜


現在、大型で非常に強い台風4号が、
九州地方に被害をもたらせただけでなく、
西日本、東日本と広い範囲で大雨を降らせる恐れが出ています。
皆様、お気をつけください。

今年はまだ公式戦に出場をしていない山口選手ですが、
雨といって思い出すのは、昨年の石川県での全日本です。
雨に泥・・・選手の皆さんも大変だったと思いますが
サポーターも本当に大変なレースでした。

私はスタートから少し登ったフィードゾーンに監督といたのですが
もちろん靴は泥水を含んで茶色に染まり、レース後、私の足は
まるで温泉にでも入ったかのように、ふやけて、そして白くなっていました。

雨で印象深く思い出すレースは、他にもあります。
何年か前の台湾で行なわれたアジア大陸選手権大会でのこと。
台風か豪雨か何かで、コースが荒れてしまい、山口選手は
「よし、この先はしっかり走らないと危ないな・・・」と
右足を地面についた瞬間・・・
流れついた木の破片が、足首付近にぐさりと刺さり、
急遽、現地の救急車で病院に運ばれ、縫合処置を受けました。

が。

国が違えば治療の方針も大きく異なります。
あの時の処置に、必要とされた薬を飲みましたら、
熱は39度近く上がり、身体がだるくなり、発疹が出て・・・
日本チームの監督をはじめ、スタッフの方全員が出走は無理だろう、
そうおっしゃったそうです。

しかし、「ここまで来て、走らないで帰れるものか!」と
スタートラインに並びました。スタートの合図が鳴り響いても
身体に力が入らず、もうろうとする頭と身体で、
それでも、懸命に周回を重ねていきます。

途中、ふらふらの身体で何度も立ち止まり、自転車から降りて
悪路を整備したそうです。
日本チームが、アジアチャンプを保持するために。
(この時の優勝者はトレックの野口忍選手です)

なんとか走り続けているうちに、多量の汗が流れ出て、
徐々に身体がスッキリしてきたといいます。
そして、その汗の匂いが、なんとも言えない薬草の香りで・・・

「よし!この身体なら、行けるぞ!」と再びペダルを回すものの、
その時は既に、最終周回を迎え、結果、4位でゴールとなりました。

申し上げておきますが、私は台湾の医療体制などについて
批判をするつもりは、一切ありません。
あの時、医療チームが最善の治療と努力を、山口選手に
施してくださったことに、私は感謝をしています。

山の中での負傷の際、私が恐れているのは、破傷風になったら困る!
なのです。

治療後、病院でいただいた消毒用の綿棒が大きかったこと!!
チュッパチャプス(←キャンディー)くらい大きいものでした。

雨のレースには、本当に良い思い出がありません。
明日は、そんな雨の日レースアクシデント〜その2〜を
お届けします。お楽しみに!?

2007年7月12日木曜日

私なりの福顔分析〜目編〜


山口孝徳という選手は本当に不思議な人で、
会うと殆どの方が彼を好きになってくださいます。
私は味方もいるが、敵もいる!そんな性格なので
一時期、山口選手を研究したことがありました。

私が発見したポイントは3つあります。
(性格は含めません)

1、たれ目である

私は年を重ねてようやく目尻が下がってきましたが、
子どもの頃は《きつね》のように目尻が上がっていました。
そのため、キツく見られることが多かった!
黙っていると、不機嫌・怒っている・具合が悪い・・・
よく誤解されました。
そのためでしょうか・・・
自分を伝えるために、私はよくしゃべります!!笑

2、笑った際、目の形が《月形》になって、黒目が隠れている

表現が下手ですみません。笑った時に、目が一文字←月形になる。
私の場合、笑っても目のフレームが そのまま 残ります。
何度か、意識的にトライしてみましたが、意識しないと出来ないため
長続きせず、結局《月形》は憧れのまま、です。涙

3、黒目が大きい

芸能人に多いタイプです。
私は白目の割合の方が多いので、この点も羨ましい限り。
いいなぁ〜。

人間性は、お話をしてみたり、時間を共有したりしませんと
なかなかわかりませんが、パッと見の外見は、やはり大切なことだと
私は思っています。
性格や人柄は顔に出る、とよく言いますし。
福顔の人の共通点・・・
それは人が集まってくる ことではないでしょうか。

人と人との出会いは、多いにこしたことはありません。

やだ。長くなってすみません!
まとめ に入ります。笑。
今日の写真は、そんな福顔の山口選手ですが、
羨ましいことばかりではないことを証明したいと思います。
写真をご覧下さい!
何だか・・・
笑っているように・・・
嬉しそうに見えません・・・か?

実はこの場面、1度目の手術で縫合をした部分の抜糸を
行なっている瞬間のものです。
現場では「うぎゃ〜ぁぁぁぁ!」という絶叫シーンでもありました。

いつも笑顔で、福顔に見えていても、
真実が伝わり難い時もあるのです。

今日はこの辺で!

2007年7月11日水曜日

お世話になった看護師さん


本日、開幕戦前日の負傷で、ご心配もご迷惑もおかけしました方々へ
「元気になりました!!」葉書をお送りしました。
あの事故から約3ヶ月が経ちますが、今の元気になった山口選手を見ていると
あの時に体験した全ての事柄が、なんだか、夢のように思えます。

私は甘いかもしれませんが、しなくてすむ痛い思いは、
誰にもしてほしくありません。

怪我をした当初は、命の危機から始まって、
愛媛県から自宅のある長野県の病院まで、24時間をかけての移動
(丸山Dr、大変お世話になりました。有り難うございました)、
長野に到着してからは、手術をしてくださる病院を探し続け、
ようやく手術、1ヶ月の入院生活、
骨の固定のために入れてあったピンの除去手術、
本格的なリハビリの開始・・・
本当にいろいろな体験が、そこにはありました。
レース復帰の身体になるまでには、もっと試練があるかもしれません。
へこむことがあても、また立ち上がって、頑張るだけ、です。
(これが、難しい!)

山口選手がいつも言っている
「自分でダメだと思ったら、その時点でもうダメが決まる」
私も何度もその言葉を口に出し、気持ちの整理をつけて、
今日を迎えました。

たくさんの方々に、お手紙、メール、千羽鶴、お守り・・・
温かい応援が、本当に力になりました。
山口選手が復帰をしたら、今度は私どもで、熱いエールを皆さんに
お届けしたいと思います!

画像は、入院時に大変お世話になったTEAMの(ナース)
角さん(ニックネーム)です。
その他のTEAMの方々のお顔・・・見たいですよね!
是非、現在発売中の《月刊モータマガジン》の連載ページを
ご覧下さい!!(←私、宣伝上手!?笑)

2007年7月3日火曜日

楽しさは安全から!


1日に行なった日刊スポーツ新聞社とのお仕事「サイクル教室」は、
今回で3年目、通算10回目となりました。
「安全」や「講習会」と聞くと、なんだかかしこまっていて、
そして「つまらなそう・・・」というイメージはありませんか?

山口孝徳選手のブランドPro Rideの大きな主旨は
「楽しさは安全から!」です。

ルールを知ってそれを守れば誰もが気持ちよくスポーツができます。
特に、道を使って行なうサイクルスポーツは、道路を共有する
自転車/人/車(オートバイ含む)との関係を守らなければ
大事故になりかねません。

誰もが気持ちよく道路を使うために、ルールを学び、
そしてそこから「走る楽しさ」は生まれるのではないでしょうか。
そこにはいつも「安全」も一緒についてきます。

山口孝徳選手のこのPro Rideプロジェクトでは、そんな最初の一歩を
楽しく実践しながら学んでいきます。
子ども達だけでなく、大人の皆さんも是非もう一度、
安全について考えてみませんか?

安全は学ぶもの・・・これも山口選手が大切にしている言葉です。

2007年7月2日月曜日

写真館OPEN



7月1日(日)茨城県ひたちなか市で開催された
「ツール・ド・ジャパン2007 第3戦ひたちなかステージ」にて
今年も山口孝徳選手が特別ゲストとして「サイクル教室」を
開催してきました。

こちらの模様は来月から日刊スポーツ新聞の「キッズクリニック」
毎週日曜日付け家庭宅配版にて、掲載をされます。
どうぞお楽しみになさってください!

上部の写真は、大会プログラムと当日「特別号」として
配布された広告です。さすが日刊スポーツ新聞!
ありがとうございます♪

いつか、山口孝徳選手の活躍が日刊スポーツの一面を
このように大きく、大きく掲載されるますよう、
願うばかりです。

この日は、4月21日の負傷から(約70日目)初めて
公の場に山口選手が登場した記念すべき日になりました。
自転車に触れたのも70日目にして「初」です。

レースへの復帰は10月頃になりそうですが、
皆さんに元気な姿をお届けしていけるよう
今日もリハビリをがんばります!
                Fromマネージャー