2008年10月6日月曜日

大吉の教え


おみくじは確率の問題・・・とは言わないでほしい。
実は、私、お寺での「おみくじ」をひく際、自慢ではないが
「大吉」をひくことが本当に多いのである。

先日、私は姉と一緒に台東区は浅草寺にお参りに行った時、も、
やはり私は大吉だった。
その反面、私の姉は、何故か、いつも「凶」なのである。

よって、わ〜い!いえ〜い(←死語。笑)などと喜ぶわけにもいかず、
笑顔を隠し、ウキウキする心を抑え、落ち込む姉を励ます。
「お姉ちゃん、凶の運はここまで!
この後は吉となって、いずれ大吉に変わるのであ〜る!」と私。

それぞれが ひいた おみくじは、私は財布の中に、
姉は境内の木で出来た専用の台(?)に結びつけた。

落ち込む姉の腕を引っ張り、お土産の人形焼きや、辛いおせんべい、
私が学生の頃から通い続けた手ぬぐいやさんに、梅園(甘味処)に立寄り
おしゃべりに華を咲かせた。
おしゃべりに夢中になり過ぎて、
水上バスの乗車時間を忘れる失態があったが・・・
なにぶん、私は「大吉」である。無敵だ!(←と思い込みたい)わっはは!

お腹もいっぱいになり、幸せな時間ゆえ、気持ちがゆるみ、
帰りの車内で寝そうになった瞬間、私は、ふと、思ってしまったのだ。

私の運は「大吉」かもしれないけれど、今のこの状態が「大吉」なのなら
えっ、うそ、やだ、やだ、こんなレベル・・・と気が慌て始め、
欲深い私は、引きたくなった。凶のおみくじ。
何にもないのが幸せだよね〜と満点の笑顔でニコニコして、
だけど、おみくじは「凶」の姉。
お姉ちゃんの方が、100倍「大吉」だ・・・と感じてしまう。

私のような人間こそ、むしろ、「凶」でも引いて、
よし、ここからだ!とエンジンが入るような図が好ましいのかもしれない。
そんなことを下車駅までの間考えていた。

私にとっての、大吉の教え。
それは、自己満足することなく、さらに上を目指せ!
ついでに、足元もちゃんと見るように!!

画像は、いくら呼んでも現れず、どこにもいないので
大騒ぎで部屋中を探していたら・・・
紙のショッピングバックの中ですやすやと眠っていた
我が愛のかたまり「おいらくん」。あ〜ぁ、きゃわいい☆

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